一晩に1m近くの降雪も珍しくない雪国ではおなじみの除雪車ですが、せっかく私もブログを始めたので、雪国でない皆様に御紹介したいと思います。
ここから除雪に関わる車両が出動します。
これはロータリー車といって、路上の雪の塊を粉砕し、道路脇の無難な場所に飛ばします。
前部にある赤いロータリー刃を回転させて雪を掻き取り、中央に見える可変ノズルから雪を放出します。
こちらも同じロータリー車ですが、小型の部類です。二人乗りから1人乗りまであります。
主に狭い道路の除雪用です。
1人乗りの可愛いロータリー車(中央)!
背丈は大人の人間より小さいです。
歩道の除雪専門です。
低温の日が続く場合の路上の積雪は、大変やっかいです。
路上を通行する車の轍が踏み固められてそのまま凍り、そのままだと車両がまっすぐ走れない位凸凹の危険な道路となります。
これらを「圧雪」といいます。
写真の除雪車は長さ約15mの大きい車両で、前輪の後ろにある赤い刃で圧雪を削り取り、路面を平らにします。
こうした除雪車は一般的に国土交通省又は地元自治体が所有し、操縦するオペレーター及び整備士は主に一般の派遣会社や土木建築会社から確保されます。もちろん、操縦には小型・大型特殊免許が必要です。
住民の高齢化が進んだ最近は、ここまで大がかりでなくても個人で除雪車を所有するケースも出てきました。
また、こうしたロータリー車や圧雪除去車の他にも土木業で使われるペイ・ローダー(四つのタイヤのブルドーザーのようなもの)を改造したもの、ダンプ・カーを改造したものも除雪車のバリエーションにあります。
このような大型の除雪車が無かった昭和30年代位までのこちらの冬は、現在よりも更に積雪が多かった上、街中に自動車が入ることなど到底できませんでした。
当然、救急車や消防車のような緊急車両もです。
人々は住まいの屋根より高く雪を路上に積み上げることしかできず「電線をまたいで歩いた」そうです。
私達雪国の生活を守り続けている頼もしい「モビル・スーツ」除雪車。
税金の正しい使われ方の最たるものだと、私は痛感しています。




