[エイト通信] 北京ダック専門店中国茶房8〜Chinese cafe Eight〜のブログ -237ページ目

11/11 エイトの小説 vol.9

「one scene ~六本木エイト~」vol.9


 「そうなんだ・・・わかった・・・」

 あの時の電話の彼女は、平静としていた。

 最後に二言三言話し、お互いの「じゃあね」で電話を切って、僕たちは終わったんだ。

 

 あの時でさえ泣かなかった彼女が今、目の前で泣いている。

 でも僕は今はじめて、あの時だって電話の向こう側で彼女は泣いていたのかもしれないと、声を出さずにその涙を何度もいち早く拭こうとしながら、平静を装っているのを見てそう思った。



 一瞬、訳が分からなくなって、今僕が目を離した隙に、誰かが彼女を泣かしたのか?などと考えたりしたが、当然そんな様子もなく・・・

 すぐさっき、彼女の笑顔から伺い知ったつもりでいた、彼女の今は間違いなく幸せなはずという確信も、全て勘違いであったのかとさえも考えたりし・・・

 僕は声を掛けられないまま彼女の目を見れずに、その目から溢れてこぼれ落ちた涙の方だけを見つめていた・・・

 彼女は申し訳なさそうにはにかんでみせるが、意識とは裏腹に止めどなく溢れてくる涙が、そんな彼女に嘘をつかせなくさせていた。


 
 「ごめんね・・・泣かないって決めてたのに・・・」

 一生懸命に発したようすのその言葉で、僕は視線を上げて彼女の目を見た。

 「ほんとにごめんね・・・」

 もう一度謝りながら見つめる彼女のその目が、あの頃に見せたそれと同じものだと知った瞬間、僕は彼女の目を見つめながら、彼女の名前を呼ぼうとして・・・声を呑んだ。

 

 僕は彼女にその目をさせない為に別れたというのに・・・

あの時だって、別に浮気相手に惚れてた訳じゃない・・・

謝ればきっと彼女は僕を許しただろう・・・
 
 僕はそれを知っていた。

 何を隠そう、僕はそんな男で、彼女はそんな女だった。
 
 怒って涙しても、僕が謝って彼女を抱きしめながら髪をなでれば、彼女は僕を許してしまうんだ・・・こんな男なのに・・・

 僕はそんな自分から彼女を引き離すことが、彼女の幸せだと考えたのだ。

 そう、それが「懺悔なんだ」と自分に言い聞かせながら・・・

 

 だけど本当はそれは、言い訳だった。

 

 才色兼備で有能な彼女は、社会的にも経済的にもいつのまにか僕のそれを超えていき、か弱い彼女があまりに頼もしくなっていくことに、僕は嫉妬と不安を感じずにはいられなかった。

 そう、僕には自信がなかっただけなんだ・・・

 だから僕はそんな思いを彼女には知られたくなかったんだ・・・彼女にだけは・・・

 

 あの頃、彼女の存在はあたり前になっていたが、かけがえのない存在だという事を忘れるほど、僕は馬鹿じゃなかった。

 彼女と一緒に過ごす時間は、全ての努力や苦労が報われたように感じられるほどだった。

 彼女を失ってからは、尚更にそれを痛感していた・・・

 

 彼女はいつも笑っていた、でも・・・時々泣いた。

 僕の理不尽な行動や言動によって・・・

 彼女に甘えていた事をこの一年で何度思い返し、恥ずかしくなったことか・・・

 

 だから・・・彼女の名前を呼べずにまた目線を下げた僕。



 そこへ、彼女は手を差し伸べた。

 テーブルの向こうから境界線を越えて・・・

 

 to be continued

 by かりん

11/11 エイトの漢詩コーナー 曹操の魅力

3日に渡って解説している『苦寒行』です。


『苦寒行』

北上太行山 艱哉何巍巍

羊腸坂詰屈 車輪爲之摧

樹木何蕭瑟 北風聲正悲

熊羆對我蹲 虎豹夾路啼

谿谷少人民 雪落何霏霏
延頚長嘆息 遠行多所懷
我心何怫欝 思欲一東歸
水深橋梁絶 中路正徘徊
迷惑失故路 
薄暮宿棲無
行行日已遠 人馬同時飢

擔嚢行取薪 斧冰持作粥

悲彼東山詩 悠悠令我哀


訳は
 『北のかたにある太行山に登るに、山々はけわしくそびえ立ち、
何と苦しいことか。
 羊腸坂は(羊の腸のように)やたらと曲がりくねり、車輪は
このためにくだけちってしまった。
 木々は寂しげに立っており、北風は悲しく吹きつける。
 熊やひぐまが私をみつけてはうずくまって隠れ、虎や豹は道を
はさんで両側から吠えている。
 渓谷には人も少なく、雪がはげしく降ってくる。
 首をのばして深い溜息をついて嘆き、遠征にあたる多くのことを
おもう。
 私の心は固くふさぎこみ、いっそ故郷へ帰ってしまいたくなる。
 川の水は深く、橋もなくなってしまい、どうしたらよいのか
分からなくなったが戻る道もわからず、夕暮れがせまるのに
泊まる宿もない。
 行軍して、もう何日も経ち、人も馬も同じく飢えてしまった。
 袋をかついで薪をとってきて、氷を切りだしてきて粥を作ってみた。
 あの偉大な周公が遠征に苦労した悲しい東山詩を思い、私の心に
いっそう悲しみが広がってくる。』

う~ん…どうです!この辛く苦しい歌は!
たまらなく人間くさくて いいですよね!

こののち、
この遠征は勝利し、中国の半分を制覇しました。
次回をお楽しみに!

11/11 お豆がゆく!本日の癒しスポット

ども・ω・ )~

お豆で~すδ



近頃のこの枠と言えば、お亀兄さんの面白話で綴るとても充実した日々でございましたねにひひ

しかしながらわたくし的にはその後に訪れる自分の出番の事を考えると、

正直お亀兄さんの面白さゆえに込み上げる笑いが、

逆にわたくしの心臓を苦しめて、兄さんのセンスを憎らしく思っていた次第であります。

本当はわたくしの方が断然面白いのに!

例えば・・・



この佇まい!


エイト通信 by 中国茶房8:Chinese cafe Eight-お豆


・・・とゆーことで、

やはりわたくしはあまり面白くないことがはっきりしましたので、

違う路線でいってみたいと思います・ω・;)・・・



例えば・・・散歩の大好きなわたくしが見つけた

「癒しスポット」などを紹介していくというのはどうでしょうか!?



とゆーことで、まずは・・・

そうだ「京都へ行こう」!

もちろん予算と時間がないので、都内にします・・・



で、ここです♪
$エイト通信 by 中国茶房8:Chinese cafe Eight-店内5


あっ これはエイトのカウンター席でした。


巨大な力が 一つになろうとしている!!!


ここは東京随一のパワースポットです。



で、ご紹介したいのは、ここ♪

$エイト通信 by 中国茶房8:Chinese cafe Eight-景色

レインボーブリッジと朝日を一望出来るココアップ

都内某所の倉庫が建ち並ぶ一角の通り。

癒されまっせ~

海に近い普通の道ですが、下から大きな橋を眺めるというのは、

アリになって女性のスカートの中身を仰ぐロマンに似てますよね☆彡

とゆーことで、次は・・・

そうだ!本当にそのロマンを叶えに吉原へ行こう!」


お亀兄さん~ 3万円かしてくださ~いグー



ではまた・ω・ )~δ

11/11 エイトの魅惑の4コママンガ 中国女

エイト通信 by 中国茶房8:Chinese cafe Eight-中国女


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