1回目、すくい上げたチョロQ入りのケースを、
スライド板が引き始めるタイミングでショベルを開いていい位置に落とした。
スライド板が手前に押され、既に山積みのチョロQを押した。
そして…
「カコンカコン、コロン」
この1回で2個を落とす事が出来た。まだ落ちそうだ。
2回目、1個をすくい上げ、今度は落とし穴に近いスライド板の上に
上手く横に転がった。
そして
「ズズズコロンコロン」
今度は3個。円柱形ケースが2個が重なっている物がまだ残っている。
これもあと半押しで行けそうだ。更に100円硬貨を投入してショベルを動かした。

しかし1回目は失敗。焦らず2回目の挑戦だ。
よく狙いを定めて「ここだっ!」とボタンを押す。
横たわる円柱ケースをすくい上げ、スライド板のど真ん中に落とした。
そして、押された円柱ケースは、最前列に並んだチョロQ達を突き落とした。

これで落ちた2個のチョロQを取り出し、更に続けようとしたが、
スライド板にはもう先程乗せたものだけが少しあるだけ。
これを落とすには、また数千円かかる。最初からやり直しだ。
合計9個のチョロQを3300円で捕った事になる。
ほぼ元は取った事だし、もういいだろう。
取ったチョロQを鞄に詰め込み、両替して残した100円玉は
午後の紅茶とストリートファイターに使って消えていった。
これ以降、ドーム型のクレーンゲームでチョロQを見る事はなくなったが、
後に「コンビニキャッチャー」なる筐体の中で発見、
これがいわゆる「ゲーセンチョロQ」の始まりだった。







