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CHOROQ COLLECTOR’S BLOG

発足から今年で33年目のチョロQコレクターズクラブ代表が綴るブログです。ここ数年はトミカとホットホィールにハマリ中。時々韓ドラとK-popネタやハワイネタも挟みます。

鎌倉の友人が、今度は日本各地の陶芸を学ぶ為に、
一時的に地方出張に出る事になった。

東北地方から九州北部までの広い範囲を転々とするらしい。

「何かいいチョロQあったら買って来てやるよ」

何度も言うが、彼は僕より4つ年下。この横柄な態度は死んでも治らないようだ。

90年代前半、全国にチョロQをコレクションして楽しんでいる人が
どの位存在するのかは全く判らなかったこの時代、
もし日本中に、自分達と同じ事をしている人がいるとすれば、
どんな所へ行こうとも、売れ残りなどあるはずもない。
まあ、話半分と思い、数日後の彼の帰りを待つことにした。


数日後、帰宅した彼から電話が入った。

「チョロQいっぱい買ってきたから取りにきなよ」

「どうせまた今売ってるやつとか偽モンとかだろ?」

「いやちゃんと買って来たから。トロピカルって知ってる?」

「トロピカル?何それ?」

何だか良く解らないが、次の日曜日にとりあえず鎌倉へ向かう事にした。

そして日曜日の夕方。
友人の家に到着、土産話は後回しにして、早速見せてもらう事に。
買って来たチョロQは、友人の部屋の床に広げられていた。

「これ知らないでしょ?」

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と指さしたその先には、後輪がギザギザになっているチョロQがあった。
窓が白く、ボディは赤青黄色の3色。全部で10台。
確かに見た事は無い。それが何なのか、その時は判らなかった。

「それどこで買った?」

「九州の、もじっていう所」

「もじ?」

北九州の門司港の事だった。

「でトロピカルって何?」

「だからそれ」

と、このギザギザタイヤのチョロQを指さした。

「何がトロピカル?どこに書いてあんの?」

「えっ、パックの台紙だよ」

「パックの台紙って何の?」

「だからそれの。じゃあ見してやるから」

と言って取り出したのは、輪ゴムで束ねられた「QボートⅢトロピカルタイプ」
と書かれたブリスターパックの台紙25枚だった。

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「うわ、何でパック開けたんだよ!」

「だって、こんなかさばる物かばんに入んないもん!」

彼はQボートのブリスターパックをバリバリ剥がして持ち帰っていた。

「何かこんなのも入ってたけどいらないでしょ?」

と出して来たのは丸いスチレン製のフロート。

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「お前これ中に入ってた浮きだろ?いらない訳ないじゃんか!」

「い~らないよそんなの。どうせ使わないじゃんよー」

「バーカいるだろ!あ、このブリスターの透明のトコは?」

「そんなモンこそ向こうで捨てて来たよ邪魔だもん」

「あ~マジかよ何でだよ~・・・・」

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彼は自分の分もパッケージを開けて持ち帰り、
自室のショーケースの中に並べていた。

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「いや俺はパッケージとかバリバリ開けるからね」

と、いかにも大物ぶった態度で、小さく呟いた。

確かに、以前2丁目3番地で買って来てあげた銀賞のミニクーパーも、
パッケージから出され、甥っ子に遊ばせたらしく、傷だらけの状態で並べられていた。

買ってきてくれた事には感謝したが、どうも納得がいかない。
嬉しさも半減だ。

続く。



 もうすぐクリスマスですね。
クリスマスパーティーを今日やっちゃう人もいるんじゃないかな?
一日早いクリスマスイベントも悪くないね。その分長く楽しめるし!

ということで本日はこちら。

A-7 ハイラックス (PP製トライアル)

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なんかイチゴクリームのケーキみたいな色です。

通常チョロQのボディにはABS樹脂が使用されていますが、
これはPP(ポリプロピレン)製のボディで出来ています。
PPは、A品番のパーツなどに使われている樹脂で、
非常に柔らかく柔軟性があるので破損しにくい材質です。

PPの特徴の一つとして、水に浮かぶという事があげられます。
ボディを水に浮かばせる為にこのPP樹脂を使っているチョロQは、Qボートです。
すなわち、これはQボートの試作の為に用いられた物と考えられます。
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PP製のポケバイとボディ、共に同じ色ですね。
ちなみに、シャーシーはABS製です。
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以上、ハイラックスのテストショットでした。

ではみなさん、HAPPY HOLYDAY!

それから数日後、この3軒の店を教えてくれた鎌倉の友人に、
この商店街に行ってきた事を報告した。

そして、彼が行った時には何を買ったのか聞いてみると、
少々信じ難い返事が返ってきた。

2センチのミクロマンの店では、チョーンナップチョロQの未開封箱が
もう1つあったらしく、彼はそれを全部購入したらしい。
しかしQジェットはパスしたようだ。

次の店のインターテックには、彼も気づいていたらしく、
友人が行った時には全車種揃っていたようだ。
その上、A品番後期の物も数台残っていたらしい。

更には表のガシャポンも回したらしく、20回近くまわして
全種類揃えたという。
当然ほとんどが重複して出たらしく、彼が僕に言った事は、

「ダブッたやつ売ってやるよ」の一言だった。

そして、最後の店の話をすると、彼は腹を抱えて大笑いし始めた。

ジャンボマシンダーの上にハデハデファミリアを置いたのは彼だったらしい。
しかも、他の車種も数台残っていたらしく、それらは全部購入して、
多く残っていたファミリアだけを残したとの事だった。
ジャンボマシンダーの箱の上に全部並べて選定し、1台だけ箱の上に放置、
誰かに気づかれる前に、僕に見つけて欲しかったらしいが、
それにまんまとハマッてしまい、彼は一人で大喜び。

つまりは、僕が買った物は全て彼が買わなかった残り物だったという事だ。
それでも僕のコレクションは少しは増えたわけだし、
他にもいろいろ見つける事が出来たので、行って良かったと思う。


それから数ヵ月後、
知人に頼まれたトランスフォーマーを購入する為に、再びその商店街に
行く事があったが、最初の2件は相変わらずの状態で営業していた。
3軒目の店はシャッターが下りていたので、その後どうなったかは分からない。

あの3軒は今でも健在なのだろうか。
今となっては道のりも覚えていないが、いつかもう一度覗いてみたいと思う。

今年もあと10日で終わります。
来年は2009年という事で、チョロQコレクタ-も「200Q年」に
期待しているんじゃないでしょうか。

でもやっぱり一番喜んでるのは「サイボーグ009」のファンかもね。
2年前は「007」のマニアにはいい年だったでしょう。
年賀状にも、あのロゴマークを使ったんだろうな。

さて、今日のシークレットコレクションも、前回に続きQジェットです。

プレーンチョロQ・Qジェット F-14トムキャット(メタルモデル)

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ズシリと重いメタルボディのQジェットです。
これと同じ物の色違いを、某専門店の素敵なお兄さん(笑)からお預かりしていますが、
これは普通の銀色メッキがかけられた物です。

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この他にも、キャノピーの枠以外が透けてる(つまり窓ガラス部分が透けてる)
メタルモデルもありますが、どこに埋まっているのか・・・・わかりません。
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しかしこのメタルボディチョロQ、どこまであるんでしょう?
A品番、サーキットチョロQ、コンバットチョロQ、テクノチョロQ、
すえっ子チョロQ、チョロ獣、そしてこのQジェットと。
もしかして、ビッグフットとかチョロバイもあるのかな?



それから、前回のQジェット試作品で、
面白い発見をしたので、追加します。

こちら側から見ても何もないけど、
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反対側から見ると、何か小さいハネが付いてる。
左右非対称で、変なヒコーキだなぁなんて思ったけど、
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んっ?何か・・・・溝がある。
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上の方には突起、そして細長い溝・・・
何かを挟むのかな?  挟む・・・あっ!!
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なんとウィリー用コインホルダーが付いてました!
こんな感じです。
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十数年間全く気が付きませんでした。
Qジェットも最初はウイリー走行させるように考えられていたようです。
ペニープレーンはウイリーするけどね。


という事で、新たな発見も出来たシークレットコレクションでした。

ではまた明後日。

 

気分揚々のまま、3軒目の店を探すべく更に坂道を下った。

しばらく歩いたが見つからないので、遠く離れてしまった車を取りに戻り
車ごと移動しながら探してみると、、引き返したすぐ先の凹んだ死角に
その店はひっそりと建っていた。

先ほどの2軒同様、店の造りは古い。
同じ商店街の徒歩圏内に、3軒も玩具店が存在する事に疑問を感じたが
まあよくある事だろう。
以前行った赤羽でも4~5軒は点在しているのを見ている。

丁度角に建つその店は、全面ガラス扉だが、出入り口は1箇所。
店内に入る為扉を開けると、いきなりハデハデチョロQのファミリアが
転がっているのが目に入った。
しかも、箱や棚に置かれているのではなく、横たわった大きな玩具の箱の上に
まるで誰かがゼンマイを巻いて遊んだかのように置かれていたのだった。

良く見ると、その大きな箱は、後期のジャンボマシンダーだ。
昔は僕も持っていた。マジンガーZ、グレートマジンガー、ゲッター3・・・
ここにあるのは僕の知らない戦隊シリーズのロボットだ。
「ポピー」のロゴも無いので、恐らく後期の物だろう。
箱の中を見てみると、ジャンボマシンダーには必ず付いていた
「用途不明のミサイル」がオミットされている。

ゴレンジャー世代の僕は、「ファイブマン」なる戦隊物は見たことが無いので
これには手をつけず、このまま見知らぬ誰かに購入権利を譲る事にした。

とりあえず、ハデハデファミリアを拾い上げ、
他にもチョロQが無いかと店主に尋ねると

「おんなじ物しかないですねえ」と言って、
アソートの小箱に入った数個のハデハデファミリアを出してきた。

この時、僕が思った事は二つ。

(ファミリアが俺に買ってもらうのを待っていたんだな・・・)

という事と、

(要するにハデハデで一番不人気なのはファミリアって事か・・・)

という、嬉しいやら悲しいやらの複雑な思いだ。

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この店には少なくとも、2つの不人気商品が残っていた事になる。
たまたま売れ残ったというより、誰も買わない物なのだろう。
ハデハデチョロQも、アソートボックスには、ランダムだがほぼ均等に
他の車種も入っていたはずなのに、ファミリアだけが5個も残っていたのだから
アソートボックスは最低2箱はあったはずだ。

ファイブマンのジャンボマシンダーも、下北沢の古物玩具店なら数万円で
売られている時代なのに、こんな所で定価でも売れずに悲しく横たわっている。



あれから十数年経つが、今はもうきっと誰かに買われた事だろう。
今は高価な玩具になっているのだろうか・・・・・・