婚活失敗記⑤ ~一方的に来て、一方的にフラれた話 後編~ | にゃーこのブログ

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つれづれなるままに、今までの人生であったこと、思ったことを順不同で書いていくブログ

前回の続きです。

連絡が途絶えた彼とのその後↓

 

 

 

モヤモヤしたまま夏が過ぎました。

 

相変わらず毎週彼は営業に来ています。

 

会いたくないときに限って出くわしてしまう…。

 

笑顔で営業の彼。

 

どういうつもりなんだろう…

 

仕事に私情は持ち込まない。そんなの社会人としては当たり前なのかもしれないけど。

 

 

 

 

9月になり、彼の誕生日がありました。

 

私はプレゼントをもらったこともあり、一応おめでとうメールを。

 

社交辞令的なお礼メールが返ってきた。

 

あぁ、これは終わってるな…。

 

と、自分の中では気づいていた。

 

でも、何がきっかけだったのかイマイチつかめず、モヤモヤはずっと残っていた。

 

(スケジュール全部送ったり、夏休み会えないかとか、ウザかったかなぁ…)

 

と反省はしてみるものの、そんなに急に連絡が途絶えるほどのことなのか、自分では判断できなかった。

だってそっちから来たから、こっちもopenにしたまでで。

 

なんで急にフラれなあかんねん!

 

そんなモヤモヤを抱えつつさらに時は過ぎ、10月、車を買い替えることになった。

 

前の車は廃車の予定に。

 

学生時代から長く乗っていた相棒だったのでとてもおセンチな気分…

 

あんなとこ行ったなー 

あの人乗せたなー 

あんなことあったなー(フロントグリルにカブトムシがはさまったことあった笑)

 

とか思い出に浸っていたら、そういえば彼と一緒にイオン行ったな~なんて思い出しちゃって、

例の車がもうすぐ廃車になることを彼にメールしてしまった。

 

後でしまったー!やらかした!と思ったが、もう返事すら来なかった。まぁいいや。

 

 

 

 

時はさらに過ぎ、1年ぐらいたったでしょうか。

 

実は上司は勘違いをしていました。

 

妙に私と彼が親しげだったのに気づいていましたが、私が一方的に彼を気に入っていると思っていました。

 

まさかデートしていたり、さらに関係が終わっているなんて思いもしなかったでしょう。

 

そこで上司から衝撃的な話を聞きました。

 

彼の実家は東京なのですが、あるとき彼を空港で見かけたというのです。

 

 

 

 

女性と赤ちゃんを連れた彼を。

 

 

 

 

上司はイジワルな人なので、私をガッカリさせたかったようですが、私は衝撃的過ぎて固まっていました。

 

 

 

 

いつのまにか

 

 

 

 

できちゃった結婚していました(*_*)

 

 

 

 

このときの上司は前出の上司とは別の人なのですが、この人もプライベートについて根掘り葉掘り聞く人で、私に詳細を教えてくれました。

 

どこの人なのか、どこで知り合ったのか、等々。

 

それでわかったのが…

 

 

 

 

『仕事関係のBBQをしたときにお互い幹事をして知り合った人』

 

 

 

 

ということです。

 

 

 

 

そうです。

 

 

 

 

あのときの『BBQ』です。

 

 

 

 

そこで知り合って、仲良くなり、冬には妊娠していたという計算になります。

 

それであれば「BBQ」後になんか疎遠にされ、連絡を絶たれた、というのも計算がぴったり合います。

 

 

 

なーんだ、そうだったのか。

 

いや、いいんですよ。ほかにいい人ができたのなら、それはそれで仕方ない。

 

だったら「彼女ができた」とか伝えてくれればさ、一時的にショックではあるけれど気持ち切り替えて次に行けるから。

 

私がイラッとしたのは、自分が心変わりしたくせに、私にあきらめる判断をすべて委ねてきたこと。

 

連絡がなくなった時点でダメはダメだと思ったけど、どのタイミングで、どう気持ちに区切り付ければいいかわかんなくてずっとモヤモヤしてた。

 

私が悩んで困ってた時間、返してくれって思った。

 

しかもその時自分は彼女できてウキウキでデートしたり、子どものことや結婚のことで盛り上がってたんでしょ?

 

って思ったら怒りがふつふつ…

 

 

 

 

そんなとき、いきなり彼からメールが来ました。

 

上司に洗いざらい話さざるを得なくなって、私にバレたと思ったんでしょう。

 

 

 

「今まで伝えてなくてごめんなさい。実は子どもがうまれました。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、違うよね?

 

謝るポイント違うよね?

 

赤ちゃんは関係ない。

 

別の人と付き合うことにしたんなら、その時教えてほしかった。

 

悩んでた時間を返してほしい。

 

 

 

って返信しそうになりました。(あぶね)

 

でも子ども生まれて幸せいっぱいのところにそんな恨み節送ったところで自分がみじめなだけじゃないか、と気づいて

やめました。(私エライ)

 

子どもが生まれたことはめでたいこと。

 

そこで…

 

 

 

 

おめでとうございます!

 

早く言ってくれればよかったのに~

 

それにしても出会いがあのBBQとはね(笑)

 

私も早く子どもほしいです

 

 

 

 

って何とか少しの皮肉も込めてお祝いコメントを送りました。

 

少しでも心に引っ掛かってくれれば、と思って。

 

送ったら、なんとソッコー彼からまたメールが返ってきました。

 

 

 

 

あざーっす。

 

赤ちゃんめっちゃかわいいっす。

 

めっちゃおしっこひっかけられてます。

 

にゃーこさんも赤ちゃん生まれたら連絡くださいね!

 

(赤ちゃんの写真付き)

 

 

 

 

はい???

 

 

 

私のメール、全く彼には刺さらなかったようです。

 

むしろ、

 

 

 

(なんだ~、にゃーこさん全然怒ってないじゃ~ん! よかった~😊)

 

 

 

っていう彼の心の声が聞こえてきそうでした。

 

一人思い悩んでいた自分がアホらしくなりました。

 

なんだコイツ…こんな空気読めないやつと付き合わなくて大正解!!

 

一気にすぅーっと心が冷静になっていくのがわかりました。

 

 

 

もし子どもが生まれたとしても、お前には

ぜってー連絡しねーから。

 

 

 

即、連絡先を削除しました。

 

 

 

 

後から思い返してみると、彼は私と会っていることを他人に見られたくなかったのだと思いました。

 

・近くのイオンに行かない→田舎の大型イオンでは知り合いに会う確率かなり高いため

 

・自分の車でデートしない→自分の車は営業車でもあり、同業の人達に車を把握されているため、車を使いたくない

 

・デートっぽくないお店でごはん→見つかりたくない、万が一見られてもデートではないと言い訳できる

 

ってことなのかな、と思いました。

 

デートの件も、その後の対応もすべて、「自分が大事にされていない」という事実に気づいてしまい、へこみました。

せめてちゃんと向き合ってほしかったですね。

 

距離をとって、冷静になってみればわかることなんですが、その場で気づくのは難しいですね。

私もアラサーで、まだ普通に結婚できるかもとがんばっていた頃です。

 

 

 

今なら言える。

 

「自分を大切にしてくれない人と付き合うのは時間の無駄」

 

これは相手の性別に関わらず、です。

 

決して高飛車になっているわけではありません。

 

別にお姫様のように扱ってほしいというわけではなく、お互いに思いやりを持って接することができる相手と関係を築いていきたいと思っています。