11月も下旬に入ろうとしています。例のあれが再拡大していますが、いまのところ、わけのわからない規制はなく、旅行支援やら、go to何某やら、〇〇〇payポイント還元(当店のある日野市では、予算が尽きて、18日(金)をもって早期終了となりましたが)やら、人出を促す施策がとられています。各々ができる対策を取りつつ、気をつけて過ごしていきたいものですね。
本日(20日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願いします。なお、来週の日曜日(27日)は、営業する予定であります。
昨日(19日)は、当店の定例会こと、「第62回オールド&レア・ボトル会」を開催しました。この会は「ひとりではなかなか開けられない昔のボトルや珍しいボトルを思い切って開けて、皆で雑に飲もうよ」という趣旨で、こういったイベントを通して、お客さん同士、当店や僕も含めて、いろいろなつながりが生まれたり深まったりしてくれたら、という思いで、基本的に毎月開催しています。今回は女性陣の方が多かったので、空気も和むというか、華やかというか、雰囲気がやわらかでした。
今回は、比較的新しい(50年程の歴史はあるものの、古参と比べて、という意味合いで)蒸溜所のスコッチ・シングルモルトにスポットを当てたラインナップにしました。
画像は、左から、クーパーズチョイス・オスロスク・モスカテルカスク、トミントール・シェレー、イダルゴ・ラ・ヒターナ、イダルゴ・アラメダ。「クーパーズチョイス・オスロスク・モスカテルカスク」は、気鋭のボトラーズ(瓶詰業者)、ヴィンテージモルト・ウイスキー社のクーパーズチョイス・シリーズのひとつです。スコットランド北部、スペイサイド地方のオスロスク蒸溜所(1974年創業)のシングルモルト原酒をモスカテル(マスカットのシェリー)樽で後熟を施し、シングルカスク(単一の樽のみ使用)、カスクストレングス(樽出し)で瓶詰めしたものです。スペイサイド・モルトにしては珍しくピートの効いたスモーキーさがあり、モスカテル由来の甘さも加わって、かなり個性的な味わいでした。コーラで割っても、カクテルのアブ・ジン・スキーにしても(笑)、しっかりと味わいが残っていましたよ。
「トミントール・シェレー(ゲール語でシェリーの意味)」は、スコットランド北部、スペイサイド地方のトミントール蒸溜所(1964年創業)のシングルモルト原酒をオロロソ・シェリー樽で熟成し、それらをまとめて、さらにオロロソ・シェリー樽で後熟を施した限定品です。ネットで見ると、バーボン樽で熟成、シェリー樽は後熟のみ、といった説明が多いですが、ラベルに記載の能書きによると、シェリー樽熟成、シェリー樽後熟のようです。ノンピートの穏やかな原酒に濃厚なシェリー感を加えた感じで、華やかな香りで、クセもなく飲みやすい、典型的なシェリー風スコッチといった味わいでした。
「イダルゴ・ラ・ヒターナ」は、シェリーの名門、イダルゴ社の看板商品です。パロミノ原酒を海辺の街にて酵母被膜下で熟成させたマンサニージャ・タイプで、ソレラ・システムで5年熟成を施しています。すっきり辛口で、ほのかに潮を感じる味わいで、1:1トニック割りにしても、とても美味しいです。印象的なラベルに描かれているロマ(ジプシー)の女性は、創業者の愛した女性だとか。
「イダルゴ・アラメダ」は、同じくイダルゴ社のラインナップのひとつです。パロミノ原酒を酸化熟成させたオロロソと、極甘口のペドロヒメネスをブレンドしたクリーム・タイプで、ソレラ・システムで8年熟成を施しています。香り、味わいともに、こってり濃厚で深みがあり、いわゆるシェリー感が強く感じられます。ちなみに、銘柄名は「並木道」の意味で、ラベルの女性は1950年代、イダルゴ社のポスターなどに使われていた広告キャラクターだそうです。
先にも書きましたが、今回は女性陣の方が多かったので、いつもより華やかというか、雰囲気もやわらかくなって、とてもよかったです。今回のオスロスクを寄贈してくれたFさん、酔っぱらう勢いのラム・プリンを作ってきてくれたUさん、ありがとうございました。
寒くなってきたので、僕はポトフを作りました。これからの時期は、煮込み用の寸胴鍋が活躍しそうです。
楽しい会が続いているのは、皆の好意のおかげです。いつもありがとうございます。また来月も開催する予定なので、興味のある方はお問合せください。
Bar BAKER
日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107












