8月も折り返しです。今年のお盆期間は、東から西へ抜ける逆走台風も含め、突然のゲリラ豪雨も多く、不安定な空模様が続きましたね。お盆休みも終わり、明日からまた日常に戻る方々も多いかと思います。ホッと一息つきたくなったら、当店へぜひお越しください。
本日(16日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願いします。なお、来週の日曜日(23日)は、お休みをいただきます。
ここで、音楽ネタでも。本日(8月16日)は、僕の大好きなピアニスト、エヴァンス先生こと、BILL EVANSの誕生日でもあるので、彼のアルバムを紹介してみたいと思います。
TIME REMEMBERED / BILL EVANS / MILESTONE
ジャズ・ピアノの巨人として知られるBILL EVANSですが、キャリアの初期はBUD POWELLの影響を強く感じさせる古典的な演奏スタイルで、後のEVANSのような独自色は控えめでした。
1959年に天才ベース奏者、SCOTT LAFAROと出会ったEVANSは自身のレギュラー・トリオを結成し、ピアノ、ベース、ドラムスの三者が対等に音楽的な対話を繰り広げる、インタープレイという概念を持ち込み、ジャズにおけるピアノ・トリオの在り方を根本的に変えてしまったわけですが、1961年、LAFAROの突然の事故死によって、その活動が打ち切られてしまいます。理想的な相方だったLAFAROを失ったEVANSは、ショックのあまり、しばらくの間ピアノを弾けなくなってしまったそうですが、その後、ソロ、デュオ、多重録音など、トリオ以外のフォーマットで試行錯誤する時期もありつつ、新たなベース奏者、CHUCK ISRAELSと出会ったことにより、第2期トリオを結成し、再びピアノ・トリオでの演奏を深く追求していくことになります。
本作は、前半はソロ・ピアノが5曲、後半は第2期ピアノ・トリオによるライヴ演奏が8曲という構成になっており、LAFAROを失って病んでいるEVANSと、ISRAELSを得て復活したEVANSの両方を聴くことができます。前半は1962年、LAFAROを失ったショックから立ち直りきれていない時期のソロ・ピアノ演奏で、レコーディングの途中でEVANSが演奏不能になってしまい、4曲のみで打ち切られてしまったものです。この日のEVANSは精神的に不安定でいちだんと音が病んでいるのですが、10分以上に及ぶ「DANNY BOY」の鬼気迫る演奏は胸に響くものがあり、EVANS屈指の名演のひとつではないかと思います。
後半は、BILL EVANS(ピアノ)、CHUCK ISRAELS(ベース)、LARRY BUNKER(ドラムス)の第2期レギュラー・トリオによるライヴ演奏で、1963年の録音であります。riversideレーベルに吹き込んだ「AT SHELLY’S MANNE-HOLE」の同日録音ですが、残りもののアウトテイク集というわけでもなく、選曲もよく、質の高いライヴ・アルバムになっています。曲目を見ると、「LOVER MAN」でしっとりと始まり、「WHAT IS THIS THING CALLED LOVE?」、「HOW ABOUT YOU?」などの軽快な曲が続きますが、このあたりは地味ながらも堅実なリズムを刻む、ISRAELSとBUNKERの力が発揮される聴きどころですね。その後に続くバラード2曲、「EVERYTHING HAPPENS TO ME」、「IN A SENTIMENTAL MOOD」では、EVANSの繊細で美しいピアノ・プレイが光ります。アップ・テンポの「MY HEART STOOD STILL」を挟んで、最後は自身の作曲したバラード「TIME REMEMBERED」でしっとりと締めるという流れになっています。「AT SHELLY’S MANNE-HOLE」と併せて聴くことで、この日のライヴの全貌が浮かび上がるので、おススメですよ。
おまけ。
本日(8月16日)は、僕の誕生日でもあるわけですが、日曜日でお店はお休みなので、昨夜、前夜祭的に(笑)お祝いに来てくれたみなさま、ありがとうございました。とくに告知していたわけではないのですが、覚えていてくれてとても嬉しいです。これからもどうぞよろしくお願いします。
お祝いやお土産の品々もありがとう。とっても嬉しいです。
Mwちゃんから、ご当地ホップ・シードルとハイボール缶。ご当地ウイスキーの七里岩、富士ヶ嶺。
Uさんから、オールド・プルトニー。
Maちゃんから、お花とおつまみ。
Aくんから、菓子折とポテト。
Koくんから、房総ラム。
Ymさん、Ykちん、Maちゃんから、上等梅酒、手書きのメッセージカードつき。
これからも素敵に年を重ねていけるように頑張ります。今後ともよろしくお願いします。
Bar BAKER
日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107











