Bar BAKER お気に入り盤紹介349。 | 「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

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日野市・豊田駅北口「Bar BAKER(バー・ベイカー)」店主のブログです。ウイスキー、ジン、カクテルなど、こだわりの洋酒と音楽。落ち着いた空間で、一息つきませんか?
おひとりさま、初めての方、女性の方も、お気軽にどうぞ。

7月も最終週になりました。各地で体温越え続出の猛烈な暑さが続いているので、体調を崩さないように熱中症にも気をつけて過ごしたいですね。

 

本日(26日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願いします。なお、来週の日曜日(8月2日)は、お休みをいただきます。

 

ここで音楽ネタでも。今回は、当店の店名の由来でもあるジャズ・トランぺッター、CHET BAKER(チェット・ベイカー)の未発表ライヴ音源の続編を取り上げてみます。

 

 

LIVE IN JAPAN 1987 FUKUI VOL.2 / CHET BAKER / TIMELESS

 

昨年(2025年)も、CHET BAKERの未発表音源がいくつか発売されましたが、なかでも1986年、1987年、それぞれの来日公演時の未発表ライヴ録音が発掘されたのは、我々日本のファンにとって嬉しいサプライズでした。

CHETの来日公演というと、1987年、人見記念講堂でのライヴ録音盤「IN TOKYO」(evidence)の出来が素晴らしく、CHETファンの間では屈指の人気盤となっていますが、今回新たに、1986年の仙台公演、1987年の福井公演、2つのライヴがアルバム4枚にわたってtimelessレーベルから発売され、話題を呼びました。本作は、福井公演の2ndセットを記録したもので、メンバーは、CHET BAKER(トランペット、ヴォーカル)、HAROLD DANKO(ピアノ)、HEIN VAN DE GEYN(ベース)、JOHN ENGELS(ドラムス)によるカルテット編成で、1987年の録音であります。

2ndセットということで、CHETの調子も上がった状態で始まるのがありがたいところです(笑)。曲目を見ると、珍しい「DEE’S DILEMMA」で始まりますが、CHETのトランペット演奏も危なげなくて安心です。続いて、晩年の定番レパートリー、JOBIMの名曲「PORTRAIT IN BLACK & WHITE」です。晩年のライヴでこの曲を演奏する際にはCHETがピアノを弾くことも多いのですが、ここではカルテット編成のまま、演奏されています。その後は唄ものが3曲続きますが、「YOU’RE MY THRILL」、「FOR ALL WE KNOW」では、味わい深いバラードプレイ、円熟味を増したヴォーカルが堪能できます。軽快な「THERE’LL NEVER BE ANOTHER YOU」では、例によってフラット気味のご機嫌なスキャットが聴けますし、DANKO、HEIN、ENGELSによる堅実なリズム隊も耳に心地よいです。

この福井公演のライヴは、ベース奏者のHEINが自身の演奏チェック用に録音していたテープが音源なので、正直言って音質はいまひとつですが、貴重な来日公演の記録ということで我々日本のファンにとっては嬉しい1枚です。今年(2026年)に入ってからも、CHETの未発表音源はいくつか発売されていますが、先月、1986年の渋谷公演のライヴ録音が登場したので、またの機会に紹介してみたいと思います。

 

先日、母のお墓参りに行ってきました。日々生きているといろいろありますが、心穏やかに過ごしていきたいものですね。

 

 

Bar BAKER

 

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107