年が明けてから、あまり活気のない日々が続いていますが、早いもので1月も下旬に入ろうとしています。毎日寒いとはいえ、そろそろ、流れが変わってほしいものです。本日(20日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願い致します。なお、来週の日曜日(27日)は、営業する予定であります。
昨日(19日)は、当店にて、「第16回オールド&レア・ボトル会」を開催しました。参加してくれたみなさま、ありがとうございました。今回は初参加の方々もいて、新鮮でした。参加できなかった方々は、またの機会にぜひ。この会は「ひとりではなかなか開けられない昔のボトルや珍しいボトルを思い切って開けて、皆で雑に飲もうよ」という趣旨で、基本的に毎月開催しています。こういったイベントを通して、お客さん同士、そして当店や僕も含め、いろいろなつながりが生まれたり深まったりしてくれたら、とても嬉しく思います。
今回は「ノンジャンル」の会だったので、いつもとは一味違った貴重なボトルたちが集まりました。
画像は、左から、ヘネシー・プリヴィレッジ(旧)、オールド・パース・シェリーカスク、電気ブラン・角瓶(旧)、キンタ・デ・ラ・ローザ・トゥニー・ポート。「ヘネシー・プリヴィレッジ」は、コニャック(ブランデー)の最大手、ヘネシー社の誇る60種類以上の原酒をブレンドしたVSOP規格の上級品です。複雑で深い香りと味わいがあり、飲んだ後に口に残る余韻も非常に長かったです。現行のスリースター(VS)と飲み比べると、格段の差がありました。今回のボトルは、近所にあった某酒屋が数年前に閉店した際に倉庫から出てきた逸品で、ラベルやキャップなどから2000年頃のボトルと推測されますが、状態も完璧でした。
「オールド・パース・シェリーカスク」は、モリソン&マッカイ社が造るブレンデッド・モルト・シリーズのひとつで、大きさの異なる3種のシェリー樽で熟成されたモルト原酒をブレンドしたものです。赤みを帯びた色あいで、シェリー樽の個性を感じられる仕上がりでした。銘柄名についている「パース」は、ハイランド地方の玄関口としてウイスキー産業で栄えた街の名前だそうです。
「電気ブラン・角瓶」は、日本最古のバーのひとつとされる浅草「神谷バー」の名物リキュールで、ブランデーをベースに、ジン、ベルモット、キュラソーなど、そして様々なハーブ類を加えた、薬草系の甘い味わいです。通常は丸瓶に入っているのですが、浅草の老舗百貨店「松屋」では角瓶仕様になっています。付属の能書きに「電気ブランが誕生しておよそ100年」と書かれていましたが、昨年が「電気ブラン誕生125周年」だったことを考えると、20年ほど前のボトルなのではないかと思います。
「キンタ・デ・ラ・ローザ・トゥニー・ポート」は、ポルトガルで造られる酒精強化ワインの一種です。酒精強化ワインとは、おおまかに言うと、ワインを造ってから、その一部を蒸溜してブランデーの原酒を作り、それを戻すことで酒精を強化し、さらに樽熟成を施したもので、ワインとブランデーの合いの子のような感じです。果実感溢れる上品な味わいで、余韻も長かったです。シェリー、ポート、マデイラを3大酒精強化ワインと呼びますが、これらを味わう機会はあまりないので、貴重な経験でした。
今回は、バラエティに富んだ組み合わせになっていたため、それぞれ飲み応えがありました。ボトルを持ち込んでくれたFさん、Kさん、おつまみを作ってきてくれたSくん、差し入れをいただいたMちゃん、Nちゃん、Yくん、Nさん、ありがとうございました。楽しい会が続いているのは、皆の好意のおかげです。いつもありがとうございます。
また来月も企画するので(国産の予定)、興味のある方は、ぜひご参加ください。定員に達していても、遅い時間などに席に空きがあれば参加できますので、お問い合わせくださいね。今回も数人いましたが、誰かが帰った後で席に空きがあった場合は、飛び入りの参加もできますよ。
Bar BAKER
日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107
