9月も下旬に入りました。暑さが一段落したと思ったら、今度は雨が降り続き、ここ2週間ほどは活気のない日々が続いており、そろそろ立て直したいものです。先週に引き続き、世間では連休ですね。連休中も、本日(23日・祝日)、明日(24日・振替休日)とも、当店は営業致します。お時間がございましたら、一息つきに来ませんか? お待ちしております。なお、来週の日曜日(30日)は、お休みをいただく予定であります。
昨日(22日)は、当店にて、「第12回オールド&レア・ボトル会」を開催しました。参加してくれたみなさま、ありがとうございました。久しぶりに参加できた面子もいて、楽しい会になりました。今回、参加できなかった方々は、またの機会にぜひ。この会は「ひとりではなかなか開けられない昔のボトルや珍しいボトルを思い切って開けて、皆で雑に飲もうよ」という趣旨で、基本的に毎月開催しています。こういったイベントを通じて、お客さん同士、そして当店や僕自身も含めて、いろいろなつながりが生まれたり、深まったりしてくれたら、とても嬉しく思います。
今回は「スコッチ・ウイスキー」の会でしたが、毎度のことながら、貴重なボトルが揃いました。
画像は、左から、パスポート・特級、ブレアアソール・1991、ベル12年、マイヤーズ・ラム。「パスポート」は、シーグラム系のブレンデッド・スコッチで、古代の通行証を並べたラベルが目を惹きます。このボトルは、特級表記があり、税関シールも貼られているため、おそらく1980年代前半の流通品ではないかと思われます。スモーキーさは控えめながらバランスの取れた味わいで、口あたりもとてもやわらかく、スコッチ・ウイスキーの入門にもよさそうな感じでした。
「ブレアアソール・1991」は、モリソン&マッカイ社によるセレブレーション・オブ・ザ・カスクというシリーズのひとつです。ブレアアソールは、スコットランド北部のハイランド地方の蒸溜所ですが、生産量の9割がブレンデッド・スコッチ「ベル」の原酒として使われているため、シングルモルトとして流通する量は極めて少ない銘柄です。このボトルはホッグスヘッド樽(バーボン樽の一種)で26年もの熟成を施し、加水なしのカスクストレングス(樽出し)でボトリングされています。長期熟成ならではの深い味わいで、まろやかさもあるためか、度数の高さを感じさせない仕上がりでした。
「ベル12年」は、上に書いたブレアアソールをメイン原酒とするブレンデッド・スコッチの上級品です。現在、普通に流通しているのはスタンダード品の「ベル・オリジナル」のみですが、以前はこの「12年」や「8年」、「20年」などの年式ものや、ベル型の陶器デキャンタも出回っていました。このボトルは、ラベルなどから1990年代後期のものと思われますが、ほどよくスモーキーで、オールド・ボトルならではの深みもある味わいでした。ブレアアソールの面影もあり、「ベル」のモルト原酒のみをブレンドした「ベル・シグネチャー」を含めた飲み比べをすると、非常に興味深く楽しめました。
「マイヤーズ・ラム」は、ボトル会のテーマとは関係なかったのですが、しばらく前にいただいたオールド・ボトルを先日開けたところだったので、スコッチを飲む合間にラムを飲むのも楽しいかと思って、出してみました。ダーク・ラムの定番の「マイヤーズ」ですが、ラベルなどから90年代の流通品だろうとは予想していましたが、開栓してみるとボトルの首の裏側に瓶詰日が刻印されており、94年5月の瓶詰でした。非常に濃厚な香りと味わいで、コーラで割ってキューバ・リブレにするととても美味しかったです。
今回も、ボトルを持ち込んでくれたFさん、Yくん、Nちゃん、おつまみを作ってきてくれたSくん、差し入れをいただいたKさん、Uさん、Nちゃん、Yさん、ありがとうございました。楽しい会が成り立っているのは、皆の好意のおかげです。
また来月も企画しますので(ノンジャンルの予定)、興味のある方は、ぜひご参加くださいね。昨日も、席の空きがない時点で来られた方々をお断りしていましましたが、定員に達していても、遅い時間になると席に空きができることが多いので、興味のある方は、お問い合わせください。
Bar BAKER
日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107
