Bar BAKER お気に入り盤紹介147。 | 「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

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日野市・豊田駅北口「Bar BAKER(バー・ベイカー)」店主のブログです。ウイスキー、ジン、カクテルなど、こだわりの洋酒と音楽。落ち着いた空間で、一息つきませんか?
おひとりさま、初めての方、女性の方も、お気軽にどうぞ。

お盆休みもそろそろ終わりですね。お休みを取れた方は、ゆっくりできましたか? お仕事の方は、お互い頑張りましょう。本日(16日)は、日曜日ですが当店は営業致します。お時間がございましたら、明日からの英気を養いに来ませんか? みなさまのお越しをお待ちしております。なお、来週の日曜日(23日)は、お休みをいただく予定であります。

私事ではありますが、本日は僕の誕生日であります。今年は節目の歳なので、思うところは多々ありますが、何よりもまず、まわりのみなさまのおかげで、1年間、無事に乗り切れたことに感謝するとともに、これからの1年がよりよいものになるように願っています。今後ともよろしくお願い致します。

さて、今回はCHET BAKERへ捧げられたレコードを紹介してみたいと思います。今回の盤は、イタリアのベテラン・トランぺッターと大御所ピアニストとの共演による繊細な雰囲気の1枚であります。



「LE COSE INUTILI」 (philology)

イタリアの誇る2人のベテラン・ミュージシャン、ENRICO RAVA(トランペット)とRENATO SELLANI(ピアノ)によるデュオ編成で、2001年の録音であります。リズム隊がいないため、演奏に余白(スペース)が多く、間(ま)の取り方がとても重要になってくるほか、リズムのキープも難しくなっていますが、さすがに名手として知られる2人だけあって、繊細で味わい深い演奏を聴かせてくれますよ。CHET BAKERへのトリビュートであるとは明記されていないものの、曲目を見ると「YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS」や「MY FUNNY VALENTINE」、「STELLA BY STARLIGHT」など、全ての曲がCHETの愛奏したスタンダード曲になっており、CHETを意識した選曲だと思われます。RAVAが唯一ミュート(弱音器)を使っている「IT COULD HAPPEN TO YOU」も耳に残りますが、個人的には、とても繊細な「TENDERLY」が一押しです。ライナーによると、SELLANIは影響を受けたこととして、CHETとの出会いを真っ先に挙げています。イタリアでジャズがまだ一般的ではなかった時代に、彼はCHETとの共演盤「IN MILAN」(1959年)も吹き込んでおり、大きな影響を受けたようです。また、RAVAもCHETの晩年に共演していますし、以前紹介記事を書きましたが「SHADES OF CHET」というトリビュート盤も吹き込んでいることからも想像がつきますが、大きな影響を受けているようです。ちなみに、本作のタイトル「LE COSE INUTILI」は、イタリア語なので正確にはわかりませんが、「無益なこと」のような意味だと思います。古くさいスタンダード曲ばかりを吹き込むことについて、「無益なことかもしれないけれども、きっと最も楽しいことなんだよ」とのことです。

みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。お待ちしております。

Bar BAKER

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107