そろそろ忘年会なども多くなってくる時期ではないでしょうか。盛り上がったあとで、落ち着いて飲みたいときなど、当店もぜひご利用ください。みなさまのお越しをお待ちしております。
さて、今回はCHET BAKERへ捧げられたレコードを紹介してみたいと思います。今回の盤は、カナダのトランぺッターによるトリビュート・ライヴで、昨年のこの時期に紹介記事を書いたアルバムの対になっている1枚であります。

「VICTORIA,B.C.」 (diversity)
DANIEL LAPP(トランペット、ヴォーカル、ヴァイオリン)によるトリビュート・ライヴで、KAREL ROESSINGH(ピアノ)、JOEY SMITH(ベース)、DON LEPPARD(ドラムス)を加えたカルテット編成で、2002年12月の録音であります。12月ということで、クリスマス・ライヴ兼、CHETへのトリビュート・ライヴ(CHETは12月23日生まれなので)になっています。そのため、「CHRISTMAS TIME」や「CHRISTMAS SONG」といったクリスマス・ソングも演っています。ラストの「OLD DEVIL MOON」は、アップ・テンポでリズム隊もタイトなビートを奏でますが、その他はバラード曲で固めており、DANIELのヴォーカルをじっくり味わう構成になっています。彼のヴォーカルは、高めのトーンで音圧があまり変わらず、少しフラット気味というCHET BAKERに近いスタイルです。面白いアレンジだなと感心したのが、CHETの定番曲でもあった「TIME AFTER TIME」です。多くの人が演っているスタンダードなバラード曲ですが、本作ではボッサ調のリズムに乗せているのです。僕もいろいろなヴァージョンを聴いてきましたが、ボッサ・アレンジは相当珍しいのではないかと思います。スロー・バラードが多いなかで、とても耳に残る1曲でした。本作はライヴなので、全体的に粗削りではありますが、CHETとクリスマスへの愛に溢れた1枚になっておりますよ。
みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。お待ちしております。
日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107