Bar BAKER お気に入り盤紹介102。 | 「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

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日野市・豊田駅北口「Bar BAKER(バー・ベイカー)」店主のブログです。ウイスキー、ジン、カクテルなど、こだわりの洋酒と音楽。落ち着いた空間で、一息つきませんか?
おひとりさま、初めての方、女性の方も、お気軽にどうぞ。

今回の盆は、静かに終わってしまいましたが、みなさまは、ゆっくりできましたか? 本日(17日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願い致します。なお、来週の日曜日(24日)は、営業する予定であります。

それから、前回の記事でふれた地域活性化のためのイベント、「豊田ふれあいフェス」(23日)については、18日に会合があるので、19日の未明には詳細を載せることができると思います。

さて、今回はCHET BAKERのレコードを紹介してみたいと思います。今回の盤は、ソロ・アーティストとして独立したころのレギュラー・バンドによるライヴ録音であります。




「OUT OF NOWHERE」 (pacific jazz)

CHETが初リーダー作(この紹介記事の1枚目に取り上げたものです)を吹き込んだのが1953年のことでした。本作は、そのときピアノを担当していたRUSS FREEMANに、CARSON SMITH(ベース)、BOB NEEL(ドラムス)を加えたカルテット編成で、1954年の録音であります。時期的には、有名な「CHET BAKER SINGS」を吹き込んだ後なのですが、このライヴではCHETはトランペットに専念していて、唄ってはいません。このメンバーでツアーをこなしているだけあって、全体のまとまりはありますが、初期のライヴということで、粗削りな部分も目立ちます。冒頭の「BILLIE’S BOUNCE」などは、かなりミスが多いですが、若々しい勢いで乗り切っている感じです。このころのCHETの音楽のカギを握っていたのは、ピアノのRUSSで、オリジナル曲の作曲、スタンダードなどの選曲、アレンジ、プロデューサー的な役割、さらには、お金の管理など、マネジメントの分野まで携わっていたそうです(RUSSが最も人間的にしっかりしていたため)。収録曲をみてみると、「STELLA BY STARLIGHT」、「LINE FOR LYONS」、「ALL THE THINGS YOU ARE」など、晩年まで愛奏することになるメロディの美しい曲が並んでいますが、CARSON作の「CARSON CITY STAGE」や、RUSS作の「NO TIES」といったオリジナル曲も演っています。独特な硬いタッチのRUSSのピアノと、勢いのあるCHETのトランペットが、お互いにスペースを残しながら見事なかけあいを繰り広げていて、聴き応えがありますよ。

みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。お待ちしております。

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107