Bar BAKER お気に入り盤紹介38。 | 「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

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日野市・豊田駅北口「Bar BAKER(バー・ベイカー)」店主のブログです。ウイスキー、ジン、カクテルなど、こだわりの洋酒と音楽。落ち着いた空間で、一息つきませんか?
おひとりさま、初めての方、女性の方も、お気軽にどうぞ。

早いもので、5月も最終週になりましたね。ここのところ暖かい日が続いていますが、みなさま、いかがお過ごしですか? 本日(26日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、よろしくお願い致します。なお、来週の日曜日(6月2日)は、営業する予定であります。


さて、また今回もCHET BAKERのレコードを紹介してみたいと思います。今回の盤は、ジャズ・シーンへの復帰を高らかに告げた1枚であります。



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「SHE WAS TOO GOOD TO ME」 (CTI)


1960年代の後半に麻薬を巡るトラブルにより歯を失ったCHETですが、数年間のリハビリを経て、1974年録音の本作により、ジャズ・シーンに復帰を果たしたわけであります。トランぺッターにとって、歯を失うことは致命傷にもなりうるのですが、義歯で音が出せるようになるまで必死で練習したそうです。その結果、高音域は失いましたが、50年代、60年代とはひと味違ったソフトな音色を習得し、CHET本人としては74年以降のほうがずっと深みのある演奏ができるようになったと感じていたようです。本作は70年代当時、電化したジャズで一世を風靡していたCTIというレーベルへの録音で、BOB JAMES(エレクトリック・ピアノ)、RON CARTER(電化ウッド・ベース)、STEVE GADD(ドラムス)ら、CTIのお抱えリズム隊が参加しています。CHETとともにフロントを務めるのが、PAUL DESMOND(アルト・サックス)で、円熟した素晴らしいプレイを聴かせてくれます。冒頭の「AUTUMN LEAVES」の名演がとても有名ですが、ヴォーカル曲もタイトル曲をはじめ、いくつか収録されていて、いい味を出していますよ。僕個人的に印象深い「WHAT’LL I DO?」という曲は、「あなたが遠くに去ってしまい、途方にくれている」という内容なのですが、74年に公開された映画「THE GREAT GATSBY(邦題「華麗なるギャツビー」)」のテーマ曲にも使われていましたね。枯れた味わいのあるヴォーカルも素敵ですよ。


みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。先週発売になり、話題のプレミアム角瓶も入れました。普通の角瓶と飲み比べてみるのも興味深いですよ。角瓶党の方、お楽しみに。


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日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107