Bar BAKER お気に入り盤紹介5。 | 「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

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日野市・豊田駅北口「Bar BAKER(バー・ベイカー)」店主のブログです。ウイスキー、ジン、カクテルなど、こだわりの洋酒と音楽。落ち着いた空間で、一息つきませんか?
おひとりさま、初めての方、女性の方も、お気軽にどうぞ。

だんだん秋めいて、気温も急に下がってきましたね。みなさま、体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。

リクエストをいただき、少しお酒の種類を増やしましたので、ご来店の際はお楽しみに。


さて、また今回もCHET BAKERのレコードを紹介したいと思います。



「BAKER」のブログ。

「CHET IN PARIS VOL.1」 (barclay)


1955年にパリで録音した1枚。CHETに「魂の友(SOUL MATE)」とまでいわれた異才DICK TWARDZIK(ピアノ)を迎えたカルテット編成で、素晴らしい演奏が繰り広げられています。本作は、スタンダード曲は一切なく、DICKの友人の作曲家/ピアニストのBOB ZIEFFの作品を吹き込んだものです。クラシック音楽の影響を色濃く受けたような作風は、クラシックとバップを融合したようなDICKの独特なピアノとよく調和しており、聴きどころが多いですよ。理想的なピアニストを得て、CHET自身のトランペットも絶好調で、「MID-FORTE」や「RONDETTE」といったミドルからアップ・テンポの曲でも快調に飛ばします。残念ながらこの録音の直後、DICKはわずか24歳にして亡くなってしまったため、彼らの共演したスタジオ録音は、この1枚だけであります。CHETは晩年までこの中の「SAD WALK」という曲を演奏し続け、また晩年に書いた自叙伝「AS THOUGH I HAD WINGS」のなかでもDICKとの思い出を細かく振り返っているので、相当な思い入れがあったのではないかと思われます。CHET BAKERの全作品のなかでも、相当上位にくるであろう会心の出来で、僕も大好きな1枚ですよ。


みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。


日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107