今回から、タイの大学の授業で語られたハーブボール概論です。
3、4回に、短く区切ってあげます。
寝てまうからね。
●はじめに
昔はタイは農業社会でした。
人々は農業や畑作に従事し、収穫時には、腰を曲げたまま作業する必要があり、慢性的な疲労や痛みに悩まされました。
疲労や痛み、凝りや炎症などの症状には、その時代の村社会に適応したタイの知恵が使われていました。
タイマッサージと相まって、タイハーブによるハーブボールの温湿布は、薬を服用しないで、不快を取り除き、和らげる治療法です。
簡単で、コストをかけずに行うことができ、薬の服用によいり重大な副作用を起こす心配がありません。
●ハーブボール温湿布の意味
ハーブバール温湿布は、熱とタイハーブにより、疲労や痛みを治療することを目的としています。
筋肉の凝りや、はりによる症状を、マッサージの前に湿布を施して、マッサージによって引き起こすかもしれない炎症を防ぐことができます。
、マッサージと併用、またはマッサージの後での湿布することもできます。
ハーブボール温湿布は、通常、痛みや炎症の不快感のある個所に、熱と圧迫により行われます。
熱の利用による治療は、浅熱を利用したものと深熱を利用したものの2種類あります。
浅熱の利用には、湯たんぽ、温湿布、ハーバルスチームなどがあります。
深熱の利用には、レーザーがありますが、地域が限定され、限られた病院のみで行われ、効果的ですが大変費用がかかります。
ハーブボール温湿布は、浅く、乾いた熱で、圧迫しますが、熱伝導の法則に従って、患部の温度を上げ、免疫機能を高め、肌に潤いをも与えます。
●ハーブボール温湿布のプロセス
ハーブボールの温湿布は、生のもの、乾燥のものをそれぞれ、または数種類を一緒に、布に包んで、熱で蒸してから、目的の領域を圧迫します。
湿布に使用されるハーブは、薬と促進剤の両方です。
一般的に使用される薬のハーブは、ポンツク生姜(プライ)、こぶみかんの皮または葉、秋ウコン、レモングラス、促進剤としてのハーブは、塩、竜脳、樟脳です。
使用されるハーブは、症状に適切なもので、アレルギーのないものです。
ハーブの種類によっては、アレルギーを起こすものもあります。
黄プライ、黒プライ、プラップルン(ハマユウ)の赤または白などは、クライアントにアレルギーが出る場合もあります。
スコータイタマティラート大学 医学部看護科ムクダー・タンチャイ準教授
マヒドン大学 シリラート病院 医学部看護科アピチャート・リムティヨーティン特任教授
あ、寝てしもた。
-ハーブボールセラピーインストクター講座、オンライン授業化まで、後97日-
CCA予習・復習動画がYouTubeでオンラインで視聴できます。
日本のインストラクターはオンライン授業時間としても活用してください。
01-05CCAタイマッサージレベル1-5
06CCAジャップセンマッサージ
07CCAハーブボールセラピー
08CCAトークセンマッサージ
09CCAフットリフレクソロジー
10CCAルーシーダットン
11CCAタイオイルマッサージ
12CCAホットストーンマッサージ
13CCAおなかダイレクソロジー
14CCAベビーマッサージ
15-17CCAホームマッサージ
CCAタイマッサージ理論の本の更新バージョンがWEBでお読みになれます。