前回、良い話を聞いたときの相槌の話をしたので、
勢いで悪い話を聞いたときの相槌も確認してみましょー
悪い話を聞いたときの相槌には、↓のようなものがあります
That's terrible! ★
That's awful! ★
That's a shame!
That's pity!
That's too bad!
What a shame!
What a pity!
How awful!
I'm sorry to hear that! ★
英会話講師のNadineに聞いたところ、「個人的な意見だけど、★のマークの
表現が良く使われているように思う」とのことです。
Nadineによると、特に「何かをなくした」、つまり lost を使った話のときは
I'm sorry to hear that と返すことが多いそうです。
lostを使って「何かをなくした」というときは「物を無くした」ときだけでなく、
「人を亡くした」ときもあります。
I lost my wallet in the park.
→ 財布(物)を無くした
I lost my mother last year.
→ 母(人)を亡くした
I lost my puppy from a car accident.
→ ペット(飼い主にとっては家族の一員)を亡くした
日本でも人が亡くなったときに「ご愁傷様です」や「お悔み申し上げます」といった
その時だけ使う表現を使って死者への敬意を払います。
英語でも I'm sorry ~. と「自分もその不幸を悲しんでいる」という表現を
することで、亡くなった人や話し相手に寄りそう感じを表しているのでしょう。
そんな視点でI'm sorry to hear that.をGoogleさんで調べてみると、
他の表現よりも長い文章になっており、
I'm sorry ~. と私が主語になっていることから、
丁寧に親身に「残念だ」と言っているニュアンスを与えるようです。
日本語でも
「あら、そりゃ残念」と言われるのと
「本当に残念でしたね」と言われるのでは
印象が違うのと同じですね。