ブートにはなるべく手を出さないでおこう・・・。 | 魔導師の寝言

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メタルとジャズとアニソンが好きな変わり者中年のエッセイ・・・のつもりです

 私は昔から、DEEP PURPLE 、RAINBOW 、そしてイングヴェイ・・・といった、「鍵盤奏者のいる正統派メロディアスHM/HR(様式美、という表現はあまり使いたくないなあ…パープルは様式美でもないし)」

の、そこそこマニアではあるが・・・。

 

 上記のようなバンドの「ブートレグ(海賊盤)」は、そんなに所持していないんですわ。

 

 首都圏(埼玉県本庄市だって立派な「首都圏」だぞ!! 笑)で働いていた頃は、たま~にとはいえ、休日に西新宿(HM/HRやプログレのマニアにとっては「宝の山」とも呼ぶべき店が乱立

していた・・・。現在ではほとんど閉店してしまっているようだが)

あたりまで出かけて、色々、漁ったものだが・・・。

 

 ブートは何故か、あまり買う気にはならなかったなあ・・・。

 

 「アーティストの権利を守らなきゃならないから買うべきではない!!」

 ・・・といった、そんな大層な理由でもなくて。

 

 '90年代初頭だったか、西新宿のどこかの店で、テリー・キャス(G,Vo)在籍時のCHICAGOのライヴのブートを買ったのよ。

 

 ・・・で、帰宅後、当時使っていたCDラジカセで聴いてみたらば・・・

 

 ロクに音が聞こえない!!(#^ω^)

 

 盤面にキズがあるわけでもないのに、音が途切れ途切れ。

 

 次の休日、買った店まで行って文句を言った。

 「これ聴けないよ!!」って。

 

 そしたらそこの店長(?)が言うことにゃ・・・

 「CDによって、合う機種と合わない機種があるんですよ。なので、別のCDプレイヤーでお聴き下さい」

 ・・・だとさ。

 

 当時、CDラジカセはそんなに安いモノでもなかったのに、また他のを買えと!?

 

 さすがにムカついて、上記のCHICAGOのブートは、すぐにどこかの中古盤店に100円ぐらいで売っちまったよ。

 

 上記の店の店長にムカついたのではない。

 

 「CDと再生機は、合うモノと合わないモノがある」

 ・・・ということを、各CDプレイヤーのメーカーが周知させていなかっただろ!?当時。

 

 かつて話題になった「CDはおよそ十年ぐらいが寿命」という情報もだけど・・・真偽はともかく。

 (もちろん、大昔に買ったCDで、まだまだ問題なく聴けるモノのほうが多いが・・・。

 メーカーがキチンと知らせないことが問題なのよ)

 

 そういう出来事があったからね。ブートはイマイチ買う気にはならない。

 

 ・・・ま、そんな過去の不愉快な話はともかくとして。

 

 最初に書いた、パープルだのイングヴェイだののブート・・・腐るほど出てるでしょ!?

 

 集めだすとキリがないよね。しまいにゃ破産しかねない(苦笑)

 

 音楽に関しては、常日頃から、なるべく「守備範囲」を広げたいと思っているし・・・。

 お金にゆとりがあるのなら、色々なジャンルの音楽を「買って聴きたい」しね・・・。

 

 「メタルオタク」みたいな、狭量な音楽ファンにはなりたくないわけよ・・・。