ようやく「一番好きな路線」のバンドのことが書ける。Steel Emblemだ。 「好きな路線」って言っても、私はこのバンドに関しては、現在、BLACK MASQUERADEでご活躍中の新田義浩さん(G)在籍時の
音源を二曲、遠い昔に某オムニバスで聴いただけだった。
その時は「様式美バンドとしてはまあまあの出来かな」と思っただけで、その後、特に活動を追おうとはしなかった。歌メロも少し平坦な印象を受けたしね・・・。
なので、現在のラインナップは全く存じ上げなかったのだ。・・・と、いうより、バンドが存続していること自体、近年まで存じ上げておりませんでした・・・面目ない。
現在のラインナップでの動画、音源などを一切、観たり聴いたりしていない状態でこの日のライヴに挑んだので、現在も(よくある様式美バンドなんだろうな・・・)などと想像していたのだが、ライヴを観て、曲を
聴いてみたら、その想像は良い意味で打ち砕かれた。
メロディアスで哀愁に満ちているのだが、けっして「よくあるネオ・クラシカル」タイプのバンドではない。どこか「昭和歌謡」にも通ずる、ノスタルジックなメロディー・・・。
何よりも、シンガーのWakuさん(漢字がわからないのでこう表記させていただく)の「熱い」歌いっぷりだ。
ハスキーな中音域を最大限に活かしたその熱唱は、特撮ヒーロー・ソングを歌ってもハマりそうである。
昔、聴いた二曲と違って、日本語の歌詞が中心になっている。これは大正解。とにかくWakuさんの歌は、歌詞が聴き取りやすいのだ。
Yoshiki さんのギター・ワークも、要所要所で滑らかな速弾きをまじえつつも基本的には「泣かせる」メロディー重視で、けっして弾きすぎない。良い意味で曲に溶け込んでいる。
昔、オムニバスで聴いた時のメンバーの方々には申し訳ない書き方になってしまうかもしれないが、このラインナップになって、良い意味で「生まれ変わった」といえよう。
・・・だが、この日のライヴを最後に、Yoshiki さんが脱退されることとなった。初めて観たライヴが「ギタリスト脱退の日」というのは、何とも皮肉というか・・・。
メンバー脱退は残念なこととはいえ、けっして湿っぽい雰囲気にはならなかった。元々、Yoshiki さんも様々なプロジェクトに参加しておられるようだし、Steel Emblemも既に新しいギタリストが決定した
(WakuさんのFB参照)ようだし、またいつの日か対バンしたりすることもあろう。
ラスト・ナンバーは、彼らのテーマ・ソングともいえる「Steel Emblem 」。この曲でYoshiki さんは送り出されることとなった。
初めて観たライヴだというのに、何だか胸が熱くなった。
一見「クール・ガイ」といった雰囲気のYoshiki さんだが、音楽以外ではハードな筋トレに励むという、ストイックで熱い男だ。
(・・・FBで拝見したが、片手40kg のダンベルに驚き!!・・・私なんか老体に鞭打って両手で30kg のバーベルですわ。・・・負けてられへんわ←無意味な対抗意識)
ライヴ後に入手したアルバム「Fight against the Destiny 」。所謂「様式美」とは一味違う、オヤジ世代を奮い立たせるメロディーが堪能できる。
収録曲がかぶるかな・・・と思いつつも、よく考えないで(笑)入手した、'13年にリリースされていた3曲入りシングル「Burning Like A Flame 」。
3曲中、2曲がアルバム曲とかぶるが、これは入手して大正解だった。
このシングルを聴いて、クレジットを見てようやく知ったのだが、Wakuさんは「マルチ・プレイヤー」なのである。
特にギター・ワーク・・・。「シンガーがモノのついでに弾いている」などというレベルではない。流麗でメロディアスだ。
・・・いやホント、観てよかった。新たなギタリストを迎えたSteel Emblem 、そしてYoshiki さんの今後に期待!!
色々、バンドについて調べながら書いてたので時間がかかってしまいました(苦笑)
・・・さて、次回はトリ、Seventh Heaven です!!
(続く!!)


