グロム再生計画 4 | フチコマのバイク雑記帳

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週刊 「1/1 HONDA GROMを作る」

 

まだやってます。

 

前回は次のお休みが雨予報ということもあり、エンジン乗せての前後足回り仮組まででしたね。

 

 

10月18日 月曜 AM8:30 朝もはよから始めました。

が、寒い!!

ガレージ前は午前中は日陰なので寒い。陽が当たってくれば暖かくなるんだけどねぇ。

にしても昨日と今日の気温は寒すぎる!今季一の寒さでした。

 

何故、朝早くから始めたかというと、夕方早めの時間からブロ友(リア友)の伝馬さんと宅飲みを計画していたので、ケツの時間が決まっているからなのです。

 

 

 

 

この通り日陰です。

 

さあ、チャッチャと組んでいきましょう!

 

メインハーネスを取り付けていくのですが、もうすでに取り回しを忘れてしまっています。

ジジイは物忘れが早いね。

まずは前後確認して大雑把に這わせてみる。

クランプ位置を合わせながら、大体こんな感じかなぁ?

 

ECU・IMU・バンク角センサー・チャコールキャニスター・IGコイル等々取り付けて行き

 

 

 

何とかサービスマニュアルも見ながらワイヤリングも見えてきたので、ハンドルを取り付け。

 

ハンドル取付といっても、フロントキャリパーからABSユニットまで付いたまんまでゴッソリ外してたので、取り付けも大変。

 

 

スピードメーターも取り付けて。

この時、フロントキャリパーの取付に合わせて、フロントフォーク・ステム回りを仮締めから本締めへ。

そして、ヘッドライトも取り付け。

 

 

ヤッパリハンドル曲がってるね。

てか、ハンドルポストも曲がってるみたいです。

 

とりあえずこのままでも乗れるので、後日考えましょう。

 

 

タンク付けて、テールカウル付けて、リヤフェンダー付けて。

 

 

 

 

奥に居るのはご近所T君のグロムです。

シート外れてますが、フチコマがシートカウル内の配線を参考にしていました。

 

このT君のグロムですが、またそのうち記事にしたいと思います。

 

 

形になってきましたね。

あとはリヤの足回りの本締め&調整。

外装を付けて。

 

 

完成です!!

 

 

伝馬さんの所に行かなきゃの時間なので、最後に火を入れてみて「やったー!」

 

のはずがセルは回れどエンジンかからず。

FIランプは点灯してるし、なんかエラーコードがありそう。

 

 

 

 

タイムアップなので、後ろ髪を引かれながら片付けて、いざ宅飲みへGoです。

 

 

 

久々の外飲み(宅飲みですが)フチコマにとっては半年ぶり以上、楽しく飲めました!

伝馬さん、毎度ご迷惑をかけまして有難うございます。

おかげで楽しい時間でした。

また、お願いしますね~~~~~

 

 

 

 

 

 

そして、本日。

昨夜の酒も残ってますが、午前中から始めましたよ。

 

まずはABSのエラーの消去。

 

 

まあこれはフロントのセンサーの配線が切れていたから入力されていて当然ですね。

 

 

 

次にFI側の確認。

 

サービス端子の青-緑を短絡。

これはHONDA純正のサービスコネクターSSTが出ていますが、よくある事務用のクリップをU字に伸ばして先端を棒やすりで少し細くしてやれば使えるので、SST無しでもOK.

 

ECUのリセットをしようと思ったら、DTC入力があるためリセットできず。

 

DTC入力を消去してもエンジンかからず。

 

 

と、いうことは、DTC入力が常時ありフェイルセーフが効いているだろうと思われる。

 

 

 

ここで、IGをONした時にフューエルポンプが動いていない事に気が付く。

ポンプが回らない原因が問題だね。

 

まずは、今回組んだ時のメインハーネスのコネクターの篏合具合を徹底的に確認。

問題なし。

 

 

 

DTC入力コードを見てみると12番。

 

 

単純・想像でポンプが回らない理由としては、ポンプ単体不良。

とりあえず、ポンプの電源系統を確認するが問題なし。

まあ、バラす前はエンジン掛かってたんで、当然なんですけど。

 

次にキルスイッチ。  これもOK。

 

お次はバンクセンサー。

これも取り付け、配線、コネクターOK

 

 

 

 

サービスマニュアルを見てみると、このDTC入力コード12番はインジェクター系統。

この系統はフェイルセーフでフューエルポンプ作動を禁止するようです。

 

今回インジェクターはエンジンから外していない。

インジェクターはエンジンに取り付けたままエンジンを脱着。

 

とりあえずインジェクターの電源系統を確認OK.。

ECU側配線のショート、断線を確認OK。

残るはインジェクター本体もしくはECU。

 

ここで最悪ECUを換えて確認したい事態になる事を想定して、またご近所T君を召喚(毎度ゴメンね)

 

インジェクターの単体点検をして問題なければECUを正常品と交換してみたかったので・・。

 

 

インジェクターより車両側は問題なかったので、テスターが入らないので、インジェクターを外して単体点検。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで見つけました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

ゴメンナサイ、あまりの事に画像撮り忘れましたが、インジェクター側のコネクターの端子が折れ曲がっていました。

12V側か、ECU側かわかりませんが折れ曲がっていました。

ということは通電していないので当然DTCは入力されるわけでポンプは回るわけが無いと。

 

 

ロングノーズプライヤーで曲がりを延ばしてインジェクターを取り付け、コネクターを差し直し。

 

不思議な事に曲がった端子のままでもコネクターはカチッとロックしてたんですよね。

(上のコネクター関係の差し込み確認時及びインジェクターの電源系確認時)

 

 

これで、DTC入力の不具合個所を修正できたので、DCT消去、ECUリセットを行い、いざ

IGをON.セルモーターON!!!!!

 

 

はい、エンジンかかりましたwww     wwww

 

 

 

いや~~~よかったヨカッタァ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、今回サービスマニュアルがあって、非常に助かりましたね。

DTCが入ってても、アニュアルが無ければどの系統かも解らないですからね。

 

マニュアル様様、T君様様です!!!

 

 

やはりバイクいじりにはマニュアルは最低限必要ですね。

 

 

そして、教訓です。

 

コネクターは真っ直ぐ差しましょう!

 

 

 

古いコネクターは端子が大きいのでまだ大丈夫ですが、最近のコネクターは端子が細いので少し斜めに差すとしっかり噛みこまず折れ曲がってしまいます。

そして折れ曲がったにもかかわらず、カチッとロックまでされてしまう。

 

確かにバラす前はエンジンかかっていたので、今回いじったところが原因だろう事は解っていたけど、まさかのコネクター不良とは・・・・・・。

 

勉強になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてナンバ^-を付けて試運転。

Mさん名義のままですが走ってみました。

 

 

 

 

インプレッションですが、

 

フロントは良い感じで硬くなってくれてます。

が、沈み込みが解かりづらい感じ。

リヤは良い感じで動いてくれてますが・・・・。

 

 

フロントのバネレートはこのままで、フォークオイルを#30。

突き出しをあと5mm~10mm(リヤとのバランス次第)

 

リヤは車高調をあと5mmプラス

イニシャルをもう少し強めに。

 

って感じがいいのかな?!

フォークオイルの交換はもったいなので暫くはやりませんが。

 

 

 

 

まあ、ゆっくり詰めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず走りだせるようになりました!

 

 

短かったですが、これで「グロム再生計画」を締めたいと思います。

 

 

 

 

 

後は、フチコマが(長男が)この先どういう使い方でどれだけの間乗るかでイジル方向が決まってくると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「1/1 HONDA GROMを作る」 にお付き合い頂きありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今後、このような面白い素材のお話があれば乗っていきたいとも思ってますので情報お願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえば954に乗ってねぇ~~~~~!!

 

 

 

 

 

 

 

次はパトロールの記事でも書きたいもんです。

それには休みの日の晴れ間が必須です!

 

 

 

 

 

 

 

ヤッパリバイクは乗ってなんぼ、乗れるように仕上げてなんぼですよね(テヘペロ)