954 シート張り替え | フチコマのバイク雑記帳

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フチコマ家のバイクの整備・修理・カスタマイズそして、ツーリングなどなど

 
 
 
 
月曜日は曇り雨予報、今日は雨。
 
なので、今週は出撃しなかったフチコマです。
 
 
 
こんな時はウチの中で何をしよう?
 
ブログ更新もそうなのですが、室内で出来る修理!
 
そうです、冬に割れてしまったシートを修理しましょう。
 
 
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先日ポチっておいたシートの皮
一応ディンプルタイプのノンスリップです。
 
本当はちゃんとした所で少しカラーリング&デザインで尚且つ防水もしっかりで張り替えて頂こうかとも思ったのですが、なんせお高い!そのうえ乗れない時間が出来てしまう。
 
 
 
 
やはり安さは正義!安月給のサラリーマンは悲しい・・・・。
 
自分で張り替えますよ・・・・。
 
 
 
 
 
リヤは1枚布なので防水は必要なし。フロントは前側と後ろ側に別生地が立体縫い付けして有り、縫い目からの水の侵入が考えられる。が、仮付けしてみたら結構内側に入るので防水処理はしませんでした。
 
このシート表皮を販売している所のHPには、シートアンコと表皮の間にビニールをかぶせてとか書いてあるんですが、絶対に座った時に表皮とその下のビニールとのスベリみたいなヌメリみたいな感じになるなと思いそのまんま張り替えました。
 
実際2ダボさんも以前張り替えてますが問題無く使えてますので大丈夫かと。
 
 
 
 
 
 
用意するのはマイナスドライバー(小)・ロングノーズプライヤ・プライヤ・タッカー。これだけあれば作業は出来ます。
 
タッカーは、以前の2ダボさんの張り替え時に購入。ダイソーで¥300で売ってます。針(ステープル)は別売り¥100。
 
 
 
 
 
 
まずは1枚布のリヤから練習代わりに。実はリヤシートも5mmくらいの切れ目の穴が開いていたのでした。
 
 
 
シートうらの表皮を止めているタッカーの針をマイナスドライバーとロングノーズプライヤで片っ端から抜いて表皮を剝がす!
 
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新しい表皮を被せ、先ずは縦方向中心をタッカーを打ち込み決める。
この生地は縦にはあまり伸びず、横には伸びる素材なので、縦位置はあまり引っ張り過ぎないように。(横を引っ張るので縦が少し縮むため)
 
その後横方向の中心を引っ張りながら決める。
 
 
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対角を決めて、生地を引っ張りながら横列・縦列決めて行く。
四隅の処理を表面シワにならないように決めたら、出来上がり!
 
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最後に、奥まで入りきらなかったタッカーの針をプライヤを使って押し込む。
 
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なかなかキレイに仕上がりました。
 
続いてフロントシートも同様に、針抜いて~、皮被せ~、タッカー打って~で出来上がり!
 
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シートの張り替えで気を使うのはやはりシワにならない事。
うまく引っ張りながらタッカーを打つ。内側は見えないのでいくらシワになっても気にしない。(実際純正も裏はシワだらけ)一度のタッカー打ちで決めるのではなく、気に入らなければ針を抜いて打ち直す。縫い目のあるものは、裏には生地の合わせ目が有るので、同一方向に折り込んでやると綺麗に見える。
 
と、まあそんなとこかな。
 
 
今日は午後から雨も上がったので、取り付けてみました。
 
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うん!カッコイイ!!
 
リヤシートは今はシングルシートカウルが付いてるので、そのままお蔵入り。
 
またがってみると、シートが柔らかい!確かに今迄の表皮はガチガチに硬かったからねぇ。これで多少はお尻の痛さも緩和されるでしょう。今度の出撃が楽しみです!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
キレイに仕上がったシートをカミさんに見せたら、「何でもある程度こなすよねぇ。でも、秀でたもんは無い器用貧乏だよねぇ」と言われてしまいました。
 
確かに秀でたものは無いので言い返せません・・・・。
 
先日だって、洗面台の修理やら、台所の水回りの修理やら、部屋のシーリングライトの交換やら、シャワートイレの取り付けやらetc・・・・。いろいろやってるじゃないですか!
 
 
 
 
何にもできないより、一家に一台オールラウンドプレーヤーがいる方が便利でしょう・・・・・。