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CBK整形外科
【第1弾】セットバック手術後のすぼんだ口を矯正する方法は
両顎手術だけです!!
第1弾
セットバック手術後の
すぼんだ口を矯正する方法は、
両顎手術だけです。
(保形物除去及び両顎レビュー)
今日から2回にわたって
ASOと呼ばれる突出口矯正の後に
発生した
副作用であるすぼんだ口の
根本的な治療方法について説明します。
私がいつも強調します。
癌手術だけ正確な診断が
重要なのではなく、
美容手術も正確な診断が
一番重要です!
正確な診断が一番重要ですが、
診断が正確であるためには
手術者がすべての手術が
できなければなりません。
骨の手術をしない病院では、
骨の手術を危険だから、
プロテーゼ手術だけを、
輪郭手術までする病院では、
両顎は危険だから
輪郭だけを
突出口専門病院では、
口が1mmだけ出れば、
必ずASOをします。
分からなくて診断ができず、
酷い手術をする場合も多いですが、
医師が知っていながらも
自分ができる手術の限度内で
患者を捕まえようと、
酷い手術をする場合も多いです。
とにかく
最近は当院の再手術は
手術技術上の問題による再手術より
誤った診断による
再手術がもっと多く、
ますます増えています。
常に正確な診断を受け、
その診断に合った
根本的な治療を受けてください。
今日の内容は、
すでに私のyoutubeで
放送しています。
中顔面部シリーズでも
説明をしましたし、
突出口・すぼんだ口関連の放送でも
詳しい説明をしました。
より詳しくは
リンクをクリックしてください!!
口が飛び出て見える突出口の場合、
全体的な顔型や
機能的な問題の有無によって
矯正方法がいろいろあります。
・抜歯矯正を通じて
出た口を矯正。
・ASOという
伝統的なセットバック手術。
・両顎手術。
・両顎+セットバックという
複合顎矯正手術。
・私が開発して国際学術誌に発表した
回転セットバック手術(RASO)を
受けなければならない場合もあります。
このように、
口が出たからといって
必ずASOではなく、
様々な矯正方法がありますが、
このような方法を全て
体得できないまま、
上記で説明したように、
自分が知っている限度内で
なんとか処理(?)しようとすると、
誤診や誤診による
間違った手術をすることになり、
結果的に不満足で、
さらには
逆効果になる場合も発生します。
今日の主人公の患者さんは
ASOを受けましたが、
最も一般的な副作用があって
長い顔になりました。
そもそもASOをしては
いけない場合でした。
口がすぼんでしまったのですが、
根本的な治療を受けずに、
再び保形物手術を
受けることになります。
保形物による様々な副作用、
美容的な部分だけでなく
機能的に問題が発生して
当院に来院され
保形物を除去して
根本的な解決をしました。
美容的・機能的な問題が
すべて発生したと説明しましたが、
問題点に対する説明が続きます。
①美容的にプロフィールの
矯正ができません。
中顔面全体に補強され、
プロフィールが凸状に
変わる必要がありますが、
人中部位にのみ補強されるため、
プロフィール矯正効果が
非常に少ないか、
あるいはほとんどありません。
では、中顔面全体にわたって
保形物を広く大きく
入れるべきでしょうか???
そうすると、
別の大きな問題が発生します。
顔の中心線に立体感は生じず、
とてもぎこちない顔になって、
結局除去することになります。
また、保形物の治療原則..
なるべく小さく
入れなければなりません。
小さく入れなければならない理由は、
異物感が発生し、骨の吸収、
つまり
骨が溶けて歯や神経に損傷を
与えることがあります。
②機能的な問題としては
異物感が発生し、
歯の根元に損傷を
与えることになります。
保形物は小さく入れなければならない
と言いましたが、
保形物が広がり、
歯根を覆っている骨が吸収され、
歯根が保形物によって露出することで
様々な症状が現れます。
なので保形物を入れる時は
なるべく小さく
必ず必要な部位にだけ
入れなければなりません!!!
今日の内容は
中顔面部シリーズでも
放送された内容です。
中顔面部を補強して
立体感のある顔にする方法を
はじめとする
中顔面部を矯正して
得られる効果について
何度も放送もして、
ブログにも投稿しました。
美容的な中顔面の補強方法については、
「中顔面シリーズ」
で検索してください^^
今日の患者さんのCTです。
上のCTを見ると、
青色の矢印が保形物です。
骨セメントの保形物です。
横に長く入れたようですが···
上で説明したように患者さんは
口が出てASOという
セットバック手術を受けましたが、
口がすぼんでしましたㅠㅠㅠㅠ
根本的な治療法は、
両顎手術ですが、
人中部位がへこんだとのことで
保形物を入れました。
ところが、
上のCTでご覧のように、
保形物が長く
広く下まで下がっています。
異物感だけでなく、
歯の根を覆った骨が吸収され、
歯の痛みまであって
来院されたケースでした。
もちろん、美容的にも
中顔面部が補強されず、
鼻の下の部位だけ
ASO前の姿に戻った場合です。
いくら私たちの体に
適した物質であっても、
「Biocompatible」した物質である
チタニウムでさえも異物であり、
異物反応による様々な問題点を
引き起こすと申し上げました。
その小さい4mm
または6mm固定ピン、
私たちの体に最も生体適合するという
チタンで作った小さなネジでも
除去することをお勧めします。
理由は
異物のために発生する
異物反応のためです。
プロテーゼを挿入しようとするときは、
なるべく少なく薄く入れ、
必ず必要な場合にのみ
使用しなければなりません。
これらの異物反応の他に、
もう 1 つの機能的な問題がありました。
それは、歯の炎症の問題です。
保形物を小さく
きちんとした位置に
入れなければならない理由です。
下の写真の説明をします。
上の写真を見ると、
赤い矢印が示すところに
プロテーゼが歯の根元に
直接接触しています。
もともとは歯の根を骨が覆っています。
ところが、
このように歯の根を覆っている骨は
厚さが1mmにならないところも
多いです。
つまり、
ごく少量の骨吸収にも
歯の根が露出することがあり、
このように根が露出すると、
歯のしみる症状や炎症による
歯の痛みを引き起こすことがあります。
このような現象は、
今日のプロテーゼだけでなく、
貴族手術や顎先プロテーゼ手術時にも
非常に一般的に発生しています。
私が貴族手術や
顎先のプロテーゼ手術をする時、
ずっと強調しています。
プロテーゼは小さく入れて
正しい場所に入れて
動かないように固定してください!!!
一部の医師は、
保形物による骨吸収量は
普通1-2mmで、
多くても3-4mmで
安全だと言います。
ところが、
歯の根元を覆っている骨は
1ミリ未満の場合も多いです。
保形物によるわずかな骨吸収にも
歯の根が露出することがあり、
実際に貴族や顎先に保形物を入れてから
原因不明の歯痛に
苦しむ患者さんが多いです。
プロテーゼ手術!!!
必ず原則を守り、
異物の使用は最小限に抑えてください!!!
プロテーゼの様子を通常のレントゲンで
詳しく見てみましょう。
普通のレントゲンの方がよく見えますよね^^
上の写真をご覧いただくと、
青色の矢印が示す
骨セメントの保形物が見え、
保形物の後ろの骨がへこんでいます。
ASOによって
凹んでいる姿です。
口が出ている時は、
上記で説明したように
全体的な顔型を考慮し、
非対称やその他の機能的な
問題がないかなどを考慮して
手術方法を選択しなければなりません。
この患者さんの場合、
そもそもASOではなく、
両顎をしなければならなかった
ケースです。
もちろんASOをすれば
出ていた口は入ります。
しかし
ASOをする理由が
綺麗になるためなので、
口だけ入って顔がきれいにならなければ
手術を受ける意味がありません。
私が両顎と言うので
口が出ただけで、
そんなに大きな手術を
受けなければならないのか
という方もいらっしゃると思います。
まだ両顎は命をかけて
受けなければならず、
副作用100%であり、
失うものが多い手術だと話す、
ある院長は両顎をすると
上下の顎の感覚が
全てなくなるから絶対に受けるなとTT
最近両顎は手術技術の発達で、
手術は2時間ですべての過程が終了し、
入院は1日です。
次の日に退院して、
飲み物やコーヒー、ジュースなどを
たくさん飲まなければいけません。
神経損傷や大量出血、
または顔面麻痺のような副作用は、
私が国際学術誌に
予防法を発表しました。
ほとんど発生しませんので、
安心して手術を受けてください!
最近の両顎回復過程については、
以下のリンクを
直接クリックしてください!!!
両顎手術のレビュー
入院期間の回復過程で最も大変な点、
実際の両顎前後
プロテーゼはなるべく小さく
入れるべきだとお話しましたが、
4cmを超えていますㅠㅠㅠㅠ
なので異物感が発生し、
歯の根まで覆って骨吸収が起き、
歯の異常症状まで発生しました。
骨セメントやゴアテックスなどは
完全除去が難しいです。
先日も除去したと私を訪ねてきた
患者さんがいましたが、
開けて入ってみると異物が一部残っていて、
残った異物を除去するのに
時間がかなりかかった方がいました。
完全除去しやすいと言われる
ケースもありますが、
目に見えない、
いわゆるparticleまで
除去するためには、
特殊な方法で
除去しなければなりません。
今日はここまでにし、
次の2弾では保形物除去後の
根本的な治療である両顎後の
結果について説明します。
今日はASO矯正後に発生した
副作用のすぼんだ口の誤った治療、、、
実は誤った治療ではありません。
すぼんだ口になる前の姿に戻ったケースでした。
根本的なプロフィール変更のために、
そして歯痛と異物感を予防するためには
保形物ではなく、
両顎を受けなければならなかった
という内容でした。
私が先ほど口が出ている場合、
抜歯矯正をしなければならない場合、
ASOをしなければならない場合、
両顎をしなければならない場合、
両顎+セットバックを
しなければならない場合も
あると説明しました。
ところがですね~~~
突出口があり、
プロフィールが軽度に良くない場合、
つまり
ほうれい線が軽くに凹んでいる場合は
当然ASOはできず、
両顎をしなければならないのに
両顎の代わりに
プロフィールも矯正できて
口も入る方法を私が開発して
国際学術誌に発表しました。
プロフィールが良くない
突出口治療法である両顎に代わる
回転セットバック手術、
RASOです^^
本来、
一般的なASOの場合、
第1小臼歯を抜歯し、
空間ができた分だけ
出た口(前顎の骨)を押し込みますが、
RASOは水平に押し込むのではなく、
回転させて
ほうれい線の部分は入らずに
口だけ入れる手術法です。
もちろん、
ただむやみに回転させればいいのではなく、
顎の長さや噛み合わせなどを考慮して
回転をすることになります。
この内容は
国際学術誌[SCIジャーナル]に発表して
検証された手術方法です。
発表した論文は以下の通りです。
上記の写真は、
Journal of Craniofacial Surgeryという
SCIジャーナルに発表した内容です。
私が第1著者(赤い四角)で手術方法を開発し、
すべての手術をして研究して
論文を作成しました。
ジャーナルのタイトル通り
「老け顔というありふれた副作用予防のための
回転前方部分骨切り術」です。
ここで老け顔とは、
口がすぼみ、深いほうれい線、
そして長い顔のことです。
そして、前方部分骨切り術とは、
Anterior Segmental Osteotomy
でASOです。
もう一度強調します。
がん手術だけ正確な診断が
重要なのではなく、
美容手術も
正確な診断が一番重要です!!!
輝くあなたとの出愛を
お待ちしております
『両顎手術の副作用予防法の総整理』はこちらからチェック