耳後ろ切開エラ削り手術 vs 口内切開長い曲線エラ削り手術

CLICK“チェボンギュンの顔の骨のお話”

耳後ろ切開エラ削り手術

口内切開長い曲線エラ削り手術

以前に

耳の後ろを切開するエラ削り手術の方法と

一般的な口内切開を利用した長い曲線エラ削り手術の

方法についてご説明をし、

効果的な側面で比較をいたしました。

【耳の後ろを切開するエラ削り手術の方法】

上のリンクをクリックされると

耳後ろ切開エラ削り手術に関して

詳しい内容をご確認することができます。

今日は

耳後ろ切開エラ削り手術と

一般口内切開を利用した長い曲線エラ削り手術の

安全性の側面から

お話をしようと思います。

エラ削り手術時

最も問題になる深刻な副作用は

神経損傷(下歯槽神経損傷)と出血です。

その中でも永久的な障害は神経損傷ですが、

生命と関連が深い副作用は出血です。

まず神経損傷は

レントゲンやCTを見ながら手術を行えば

問題が起こることはありません。

特にCTよりもパノラマという

特殊なレントゲンが最も正確です。

顔面輪郭時

必ず３D CTが必要なのかは

私のブログで既に記述させていただきましたが、

次のリンクをクリックされると内容をご覧になることができます。

【顔面輪郭手術時に３D CTは必ず撮らなければならないですか？】

次のようなパノラマという特殊レントゲンに

むしろ神経線がより詳しく出ています。

矢印で表示がされています。

最も重要で

そして危険な副作用が出血です。

私のブログにも言及をいたしました。

次のリンクをクリックされると

内容をご覧になることができます。

【エラ削りの時、過多出血を引き起こす危険な血管、動脈はありますか？】

このようなエラ削り手術時の出血は

一般的な口内切開長い曲線エラ削り手術でも、

耳後ろ切開エラ削り手術でも、

起こる確率は同じです。

ただ、手術者がどれくらい熟練者で

安全に血管を保護して手術をして防ぐかが

重要です。

ある程度の経験だけあっても

絶対に問題は起こりません。

私も最近数年間

上のブログに出ている太い血管、

つまり生命を脅かす太い血管を

損傷させたことがありません。

もちろん損傷を受けた場合

私なりの確実な対処法もあります。

しかし問題は

耳後ろ切開エラ削り手術の場合、

このような血管が損傷した時

対処が難しいということです。

耳の後ろの切開からでは

血管を見ることさえもありません。

次の写真をご覧いただくと分かるかと思いますが、

過多出血が起こり得る血管は

前側にあります。

赤色丸の部分です。

実際私がブログに

上の“エラ削り手術時の過多出血”というブログを上げて

様々な病院から対処法に関した

問い合わせの電話が来ました。

しかもある時は

私が手術をしている途中に

突然電話を代わってほしいと言われて

手術中にどうしようもなく電話を受けたのですが、

某美容外科からの電話で

耳後ろ切開エラ削り手術をしている途中で

出血が酷く出ているのだけれども、

処置方法が分からないため

一旦ガーゼだけ詰めておいて

私に緊急で対処法を質問されたケースでした。

もちろん私が直接行って

手伝うことができる状況でもなかったので

口頭でだけお伝えしました。

このように手術中問題が起こった場合

正確に目で見て対処が難しいことが

耳後ろ切開エラ削り手術の

最も大きな問題点ではないかと思います。

最後に

耳後ろ切開エラ削り手術に行われる

麻酔の問題です。

顔面輪郭手術は必ず

全身麻酔で行われなくてはなりません。

一般の患者さん達は

全身麻酔が危険だと認識されておりますが、

睡眠麻酔がよりもっと危険です。

少なくても顔面輪郭手術ではそうです。

私のブログに既にお話をしましたが

次のリンクをクリックされると

その内容を確認することができます。

エラ削り手術をはじめとした顔面輪郭手術時

全身麻酔をしなければならない理由が書かれています。

【睡眠麻酔死亡事故】

今日は

耳後ろ切開エラ削り手術と

一般的な口内切開を利用した長い曲線エラ削り手術の

安全性の面をお話しました。

耳後ろ切開エラ削り手術も

もちろん安全にきちんとでも行われれば、

エラの側面効果においては

とても簡単で良い方法です。

しかし

正面効果を考えて、

安全を考えると、

口内切開長い曲線エラ削り手術をお勧めします。

私がいつも強調する

万が一起こる可能性があることを予測して

予防しなければならないためです。