CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

 

エラ削り手術・頬骨手術など

顔面輪郭再手術患者さん達に

お願いしたいこと 2

 

 

 

前回に引き続き

顔面輪郭手術、つまり

エラ削り手術、頬骨手術、オトガイ形成手術や

両顎手術、セットバック手術の

再手術時の留意しなければならない事項、

お願いしたい事項について

お話致します。

 

前回の

顔面輪郭再手術についてお願い事のブログ1弾を

必ずご覧になられてください。

 

 

 

2つ目に

顔面輪郭再手術を計画している方達に

お願いしたいことは、

 

再手術は

再手術専門医から受けなくてはなりません。

 

 

私のブログ→をご覧いただくと

頬骨再手術やエラ削り再手術が

なぜ難しいのかについて

説明がされております。

 

 

再手術は初手術よりも

全般的に手術視野がより狭いです。

 

一般の他の部位の整形手術なら関係がないのですが、

ほとんどの、いやほぼ全ての顔面輪郭手術は

口内切開のみを利用して

手術をしなければならないという点を

考えてみてください。

 

つまり

そうでもなくても口内という狭小な空間から

手術をしなければいけないのに、

以前の手術によって組織が癒着しており、

視野確保がよりしにくい状態で手術をするということは

よりもっと難しく危険なことです。

 

 

また解剖学的な歪曲は

再手術をより危険にさせます。

 

一般手術、

つまり初手術なら

血管や神経のような解剖学的な構造物が

教科書に出てくる位置にそのままありますが、

再手術の場合

組織の癒着や以前の手術によって

その位置が変わっているのです。

 

つまり

初手術をするように手術をしたら

血管が破裂し過多出血が起こったり

神経が切断されて感覚がなくなってしまったり

するということです。

 

 

上で説明した解剖学的な歪曲により

血管破裂までは起こらなかったとしても、

一度傷(手術)ができた傷組織は

出血が酷く、

また止血がきちんとできないです。

 

出血が酷く、止血ができないと

手術視野が確保できず、

その分リスクが増加するということです。

 

 

よって再手術は

一般的な初手術をするようにしてはいけなく、

より注意して繊細に接近しなければならなく、

慎重に行わなければなりません。

 

再手術経験が多い再手術専門医に

受けなられなくてはなりません。

 

 

 

今日は

エラ削り手術や頬骨手術

或いはオトガイ形成手術のような

顔面輪郭手術だけでなく、

セットバック手術、両顎手術などの

再手術を受ける時は

必ず再手術経験が多い再手術専門医から

手術を受けなくてはならない

という内容でした。

 

 

最後に

他の病院でエラ削り手術を受けたけれども

長い曲線ではなく

先だけポキッと切って

効果がなく、

私に長い曲線での

再手術を受けられたケースです。

 

赤色点線の部分を見ると分かるように

先だけ切り取ったケースです。

 

もちろん効果は全くなかったと仰られていて

長い曲線で再手術を受けられました。

 

再手術で切った骨の写真まで

お見せします。

 

水色点線は私が再手術時に

長い曲線で骨切りをした骨切りラインです。

 

 

実際に切り取った骨の写真です。

 

赤色点線

以前の手術で先だけポキッと切り取られた部分で

上側の水色点線

私が再手術時に骨切りした線です。

 

 

 

 

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