CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

 

両顎手術の致命的な副作用の実態

及び再手術予防法

チェボンギュンCBK発表

SCI論文シリーズ1弾

 

 

 

 

今日から数回にわたって

 

両顎手術

(Two Jaw Surgery;

もうたくさんの方がご存知ですので

Two Jaw Surgeryと呼ぶことにします^^)

副作用の実態及び再手術予防法について

私(チェボンギュン CBK)が直接

国際学術誌[SCIジャーナル]に発表した論文を土台に

ご説明致します。

 

 

 

実際の手術室で発生する可能性がある副作用には

何があるのか。

 

そして巷で噂されている副作用は

実際に発生するのか。

 

また再手術予防のためには

どうしなければならないのか。

 

などについてお話します。

 

 

 

 

今日から数回にわたって

お話をさせていただきますが

今日は

“チェボンギュン(CBK)発表SCI論文シリーズ”1弾として

総論です。

 

 

一般人の立場からの

両顎

と言えば

思い浮かぶことは“危険な手術”です。

 

大きな手術、

してはいけない手術として

認識されております。

 

 

もちろん危険で大きな手術です。

 

人の体にメスを入れて

のこぎりを使用するのに

危険でないわけがありません。

 

両顎だけではなく

人の体にメスを入れる手術だということ自体が

危険なのです。

 

 

そうすると

両顎が他の手術に比べて

危険な手術として認識されている理由は

何でしょうか?

 

私もよく考えてみました。

 

 

 

実は韓国の美容外科で起きた事故

特に死亡事故を見てみると

両顎よりも他の手術で起きているケースがより多いです。

 

外国でも同じです。

 

昔、海外研修時代に親しかった

外国で形成外科をしている友人たち同士で

時折集まったりSNSを通じて話をしたりしていると

外国での整形事故のほとんどは

脂肪吸引だそうです。

 

脂肪塞栓症と言います。

 

脂肪吸引をしながら

脂肪の塊が血管に入り、体内を巡りながら

頭まで行ってしまい脳血管を詰まらせると

脳が機能しなくなる脳卒中が起き、

心臓に行き冠状動脈を詰まらせると

心臓が機能できなく心臓麻痺が起こります。

 

このように脂肪吸引が最も危険

実際死亡事故が多いことで知られております。

 

 

しかし

とてもおかしなことに韓国だけ

両顎だけでなく輪郭手術が

最も危険で、事故が起きると死亡し

絶対に受けてはならないという認識が澎湃しています。

 

なぜそのようになってしまったのか、

私が海外研修を終えて韓国に戻ってきてから

それを知るのに時間は長くかかりませんでした。

 

 

 

もっとも大きな原因は

韓国には顔の骨の手術専門修練病院がないせいです。

 

このように専門修練病院がないことにより発生する問題点

 

 

1つ目は

骨の手術の原則がありません(もちろん一部です)

 

そのため私がいつも強調している原則

 

この原則は

手術結果を良くするためのものではなく、

副作用なく長期的に問題を起こさないためのものです。

 

このように原則がなく、

検証されていない手術法たちが

インターネットで高額の広告費と共に

かなり露出されているため、

患者さん達はよく見る有名な手術方法を原則だと

勘違いしてしまいます。

 

 

また長期的に検証されていなくてはなりません。

 

顔の骨の分野で行われている、

極一部ではありますが、

一部の手術は10年程度経った時には

集団訴訟に巻き込まれるであろう手術法もあります。

 

いくら私のブログでお話をしても

患者さん達は見向きもせずㅠㅠㅠㅠㅠ

 

 

骨は一生

同じ強度、同じ形、同じ大きさではありません。

一生変わり続けます。

 

このような骨の生理も把握しながら

手術を行わなくてはならなく、

また客観的に検証された手術法を

使用しなくてはなりません。

 

 

 

 

そして専門修練を受けていないことで

手術における

所謂ラーニングカーブを開院して描くようになります。

 

ラーニングカーブとはLearning Curveですが、

ある程度上達する時までは

横でガイドやメントーが見守り、

ある程度慣れてきて修練されたら

開院をして一人で手術を行うようになるのが

一般的ですが、

 

このラーニングカーブの初期段階から

開院をしてしまいます。

 

つまり、

数多くの試行錯誤を開院して、

それも一人でしながら経験するので、

手術を受ける患者は

その状態の医師から手術を受けるようになります。

 

つまり、患者を実験台として技術を習得します。

その間に手術を受けた患者さん達はㅠㅠㅠㅠ

 

 

数年前に私と一緒に仕事をしていた手術室の看護師が

突然退社したことがありました。

 

数年後連絡を取り合ったところ

某病院で先生に手術を教えているとのことㅠㅠㅠㅠ

 

 

私の外国の友人たちも理解できないそうです。

 

両顎のような顔の骨の手術をするためには

顔の骨専門修練病院で数年間

過酷な苦労を積むことで

ようやく手術することができるようになるものなのに、

トレーニングを受けてこそ許される手術なのに、

つまり、ベテランの中でもベテランだけが骨の手術をするのに

なぜ事故が起こるのかとㅠㅠㅠㅠ

 

しかし韓国の現状を話すと信じてもくれませんㅠㅠㅠㅠ

 

 

 

 

 

他の問題点もお話しながら

今日の本論に入る前に、

 

最近

顔の骨の手術に関連した事故がニュースで流れておりますが

その原因について記載したブログがあります。

 

下のリンクをクリックされると

詳しい内容をご覧になることができます。

 

 

 

 

今日は

“チェボンギュン(CBK)発表SCI論文シリーズ1弾”の総論として

顎手術副作用に関して全体的に

私が今まで国際学術誌[SCIジャーナル]に発表した内容を

お話に含めながら

1つ1つ詳しく説明を繋げてお話していきます。

 

 

 

 

両顎と言えば

まず1つ目に思い浮かぶ副作用

 

神経損傷とそれによる感覚低下!!!

 

その中でも今までよくあった感覚神経損傷ㅠㅠ

三叉神経の1つである下歯槽神経損傷

 

 

上の論文は私が2018年12月

British Journal of Oral and Maxillofacial Surgery

DEC; 56(10); 946-951 に発表した論文で、

 

両顎手術の中でも下顎手術の種類である

BSSO或いはSSROを施行する時

下歯槽神経損傷を予防する手術法に関する論文です。

 

 

下顎の手術方法はIVROSSROの2つありますが

SSROの最も大きなデメリット

下歯槽神経損傷による感覚低下でした。

 

しかし私が

このような下歯槽神経が損傷を受けない手術法を開発し

これを上の学術誌に発表致しました。

 

 

上の論文abstractに載っているように

私が(チェボンギュン Bong-Kyoon Choi)

第1著者になっております。

 

もちろん

British Journal of Oral and Maxillofacial Surgeryというジャーナルは

国際学術誌であるSCIジャーナルです。

 

 

詳しい内容は後日引き続き

各論でご説明致します。

 

 

この論文によると

もう神経損傷はほどんど起こらないのですが、

最近でも、しかも形成外科医達でさえも

両顎をすると上下顎どちらの顎も

感覚が全て無くなるものだとㅠㅠㅠㅠ

 

実際私の元に来られた患者さんが

狎鴎亭の某美容外科に行かれた時に

そこの病院の先生から聞いたお話です。

 

 

この論文で発表した

私が開発した下歯槽神経損傷を予防する

SSRO或いはBSSO方法を単純化した図です。

 

もちろん出処は

British Journal of Oral and Maxillofacial Surgeryです。

 

 

上の絵をご覧いただくと

下歯槽神経損傷を減らすための核心が書かれております。

 

技術名はManual Twist Techniqueですが

このような方法を使用するためには

何点か必須的な前提条件があります。

 

このような前提条件は

患者さんが理解するにはとても難しい内容で

先生方は上の論文を探されてご覧下されば

詳しい内容が記述されております。

 

詳しい内容はまた別で各論にてもお話致します。

 

 

 

私がブログでいつも

論文、論文、国際学術誌、SCIジャーナル…

と口癖のように言っております。

 

理由は

私がいつも強調している検証された方法だからです。

 

長い期間の間で検証された方法を

使用しなければなりません。

 

もし新しい新技術が開発されたなら

安全だという検証を受けなくてはなりませんよね。

 

そのような検証を受けることができる方法が

まさに国際学術誌に発表

検証を受けることなのです。

 

韓国の学術誌や他の地方の学術誌ではなく、

SCI級或いはSCOPUS搭載ジャーナル程度の

国際学術誌ではないとなりません。

 

 

 

このようなジャーナルには

論理的でなかったり

mechanismが全く話にもならない方法は

最初から論文に載ったりすることもできない以前に

もし掲載されたとしても

発表がされたら辛辣な批判を受けます。

 

Dataもまた厳格に確認されます。

 

ほんの1つの誤差でも発見された時には

発表された論文自体もキャンセルされます。

 

このように厳格な国際学術誌に2週間検証されて

第1著者になったということは

その人がとても頭が良い人としか思いません。

もしくは学術誌がお馬鹿かです…

 

 

患者さん達がカウンセリングに来られた際に

インターネットでよく見る

かっこいい写真や広告フレーズでヒットした手術法について

患者さんがお話をされる時には

私はいつも“ネット広告だけで宣伝してないで

国際学術誌の論文で発表してみればいいのに”

とお話します。

 

 

参考に

時折、学会発表を自慢されている方達もいらっしゃいますが

学会発表は学会で認定を受けて講義をする

言葉通りの講義もありますが、

何名かが自分の経験や手術法について簡単に発表する

別名“自由演題”というものもあります。

 

きちんと区別しなければいけないのですが、

ただそれを広告しているなんて…

 

 

 

内容は次のブログに続きます→

 

 

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