CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

 

 

 

両顎手術 副作用 -出血

 

 

両顎手術の副作用と言うには

ちょっと違うかもしれませんが

 

両顎手術時の出血に関する論文が

国際学術誌(SCIジャーナル)

今回採択されました。(2012年)

 

 

両顎手術の副作用の1つである

出血に関した論文は

口腔顎顔面外科学の権威ある

国際学術誌(SCIジャーナル)

Journal of Oral and Maxillofacial Surgery(JOMS)

acceptされました。

 

 

もちろん私が第1著者として

今回の論文

(両顎手術の副作用である出血)に関した

全ての研究を行い、

データと内容を整理し

提出いたしました。

 

 

この

Journal of Oral and Maxillofacial Surgery(JOMS)

というジャーナルは、

American Association of Oral and Maxillofacial Surgeons

(AAOMS)という

アメリカ顎顔面外科医(AAOMS)達の集まりにて

発行されているジャーナルです。

 

 

AAOMSは

顎顔面形成外科医のみならず、

口腔外科医耳鼻科医まで

多様な分野の医師が集まっている

とても大きな団体です。

 

 

よってJOMSというジャーナルは

顎顔面分野では

最も権威あるジャーナルの1つとして

知られております。

 

 

 

 

[両顎手術 副作用 -出血]

今回の論文(両顎手術の副作用である出血に関する論文)が

掲載されているJOMSです。

 

 

 

両顎手術の副作用として

認識されてはおりますが、

 

両顎手術時の出血

手術をしているとどうしようもない現象です。

 

しかし、

このような出血を減らして

輸血をしない方向で両顎手術を行えれば

より安全で、

深刻な副作用が起こらない

両顎手術になりますよね。

 

 

 

両顎手術時、

特に韓国でよく行われている

上顎を入れる両顎手術の場合

出血がより酷いです。

 

ですので

このような上顎を入れる両顎手術

一般的な上顎を入れない両顎手術出血量

正確な血液データを通し比較し、

また両顎手術時

輸血が必ず必要なのかに関する

論文になります。

 

 

 

結果としては

両顎手術時、

 

上顎を入れる両顎手術では

出血が少し多くはなるが、

 

結果的には

上顎を入れる両顎手術でも、

入れない両顎手術でも、

輸血をするほどの出血はなく

よって輸血をする必要がないという論文です。

 

 

 

 

 

[両顎手術 副作用 -出血]

私が第1著者(Bong-Kyoon Choi)として参加した

両顎手術の副作用として知られている出血が

どの程度なのかを把握し、

輸血が必要なのかを研究した論文です。

 

 

 

 

韓国は

両顎手術の専門修練機関がない関係で

海外研修に行った時、

 

担当教授でいらっしゃったDr.Lun-Jou Loから

(こちらのブログをご参照ください→ 

いつも私が両顎手術を終えると

出血量がどれくらいだったのか聞かれて

ストレスを与えてくださったのですが、

 

その時のストレスによって

今は出血が起こらない術技を習得でき、

輸血をしない両顎手術を行えるようになりました。

 

以前教授に会いに行きながら

この論文について報告させていただいたのですが、

当時ストレスをくださって感謝していることをお伝えしたら

とても笑っていらっしゃいました。

 

 

 

 

今日は

両顎手術の副作用として知られておりますが、

実際は手術の一過程である

両顎手術時の出血についての私の論文に関して

お話をいたしました。

 

 

 

 

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