ひとまず、時は4月の23日まで遡る。

かねてより注文していた、CBF125用クランクケース用ガスケットが届いた。
度重なるオイル交換を考え、5枚注文!
組み換えにおける不安を極力なくすところから、今年のエンジンづくりは始まりました。
(ガスケットは本来は再使用不可なものなので幾度とない分解組み立てが必要な場合、
どうしてもまとまった個数を所持していないとやってられません)
まずは、クランクケース左側…
カムチェーンテンショナ、フライホイールなどの作業からです。

腰上の分解は、もはやチョチョイのチョイ。
ちょっと頭使わなきゃいけないのは、こっからで。。。

まずKITACOのプーリーホルダーとスピンナハンドルを組み合わせて、
フラホイールのナットをトルク解除。

フライホイールプーラー、M33x1.5、右ネジを使ってフライホイールの圧入を解除する。

こんな感じ!!
きちっとした工具さえあれば、バイクはどこまでだって一人でいじれる。

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このエンジンは4万km以上の走行であちこちのパーツに消耗が見て取れます。
パーツはしっかり揃えてあるのでぬかりなく交換します。

まず、カムチェーン。
走行1000km未満の新品エンジンから拾ってきたものを所持しております。
それでも、4万km使ったカムチェーンはほんの3~4mmしか伸びていないんですね、、、
ちょっと勿体無い気もしますが容赦はしません。交換します。

この記事3枚目の画像でわかる方は気づいたかも知れません。
カムチェーンの、テンショナーガイド(テンショナー側)の、
上端20mmほどが折れ、欠損してしまっています。
昨年2回目にエンジンを抱きつかせたとき、
異常発熱によりテンショナーガイドまで破損させたからです。
今まで走れていたのが奇跡に近い。
問答無用で新品に交換します。


フライホイールを取り外すことで、
はじめてテンショナーガイドやカムチェーンを交換することができるようになります。
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この後、至る所にWAKO'S組み付けペーストを塗りたくりながら腰上を組み上げました。
次回、CBF125 新エンジンの更新は、右クランクケースの作業です!