3連休の最終日は国立西洋美術館で開催している「オルセー美術館所蔵 印象派 室内をめぐる物語」を鑑賞してきました。特に注釈がない写真は2025年11月24日に撮影したものです。
オフィシャルサイト
オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語|国立西洋美術館
今回は写真を撮影できる絵があります。
エドガー・ドガ
《家族の肖像(ベレッリ家)》
若き日のドガによる才気あふれる代表作だそうです。旦那さんの政治活動でフィレンツェに逃亡しているドガの親戚だそうです。このお母さんの旦那を見る目が厳しい。モデルで立っているときはこんな顔してなかったと思うのですが、8か月の滞在の中で感じ取った張り詰めた雰囲気をキャンバスに映しています。
ピエール=オーギュスト・ルノワール
《 ピアノを弾く少女たち》
当時の譜面台といっしょに展示されていました。
アルベール・バルトロメ
《温室の中で》
出典:orsey2025
モデルはアルバート・バルトロメ夫人。夫人のドレスもいっしょに展示されています。上の写真の真ん中にドレスが映っていますが、後ろのリボンもとても素敵。画家はモデルの死後もこのドレスをもっていたそうです。今にも伝えられているなんて
。
日本の企画展で感謝しているのは、それぞれの絵にまつわる逸話です。この絵はポール・セザンヌの《大きなデルフト陶器にいけられたダリア》です。印象派とポスト印象派の支持者であるガシェ医師の屋敷で描かれたそうですが、本作から刺激を受けたファン・ゴッホは、よく似た構図の花卉画を描いたそうです。
そういえば「ひまわり」はとても似ています。
出典:orsey2025
最後の部屋のモネの睡蓮
オルセーからの70点、その他から30点と見応えがある展覧会でした。12月21日で終了する展示もありますのでお早めに…。
一番好きな和食は何?
→とろみがついたお吸い物
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