毎年、11月3日をはさんで数日間、建長寺や円覚寺で所有している宝物に風を入れる「宝物風入」が開催されます。2024年は11月2日~4日に開催されました。今年は建長寺、円覚寺と参拝します。
総門(巨富門)
三門(重要文化財)
仏殿(重要文化財)
ご本尊の地蔵菩薩
パンフレットを読んで初めて知ったのですが、この仏殿は正保4年(1647年)に東京、芝の増上寺より徳川二代将軍秀忠夫人、崇源院(お江の方)の御霊屋を移築したものだそうです。だから寛永寺に似た雰囲気があるのかもしれません。それにしても移築されていてよかったかもしれません。もし増上寺にあったら、戦火で焼かれていました。
ビャクシン
蘭渓道隆のお手植えで創建当時からの古木だそうです。

宝物風入展が開催されている方丈(龍王殿)に向かいます。方丈の前にあるのがこの唐門。
唐門(重要文化財)
増上寺や寛永寺に似た雰囲気の門だと思っていたら、崇源院(お江の方)の御霊屋の唐門だったそうです。仏殿の移築と同時期に移築されたのだそうです。
宝物風入展の前にあった金澤祥子氏の般若心境。
今回は拝観料300円が必要になります。今回は国宝である「蘭渓道隆(大覚禅師)像」が修復のためか、スマホで撮影してもよいとなっていました
。覚えられないので、助かります。


徳川光圀公が、荒廃した当時の建長寺を見た徳川光圀が、のちの再興の手本とするため記録させてが『建長寺境内絵図』の寄進の他、数次に及ぶ修造を援助したとか。家来が持っていた大覚禅師の法子(ふっす)も建長寺に返却させたエピソードもあるそうです。
伽藍神像

大覚禅師の遺品と伝わっているのだでそうです。禅師の死後、その死を嘆く北条時宗の夢に現れ「自分に会いたければ鏡を見よ」と告げたのだそうです。その鏡を見ると、観音様が映っており、観音様こそが禅師の生まれ変わりとされたのだそうです。

この後円覚寺さんに参拝しました。
縁結びのお守り持ってたことある?
→はい。今実感するのは、
お守りというわけではないけれど、
いい言葉はいい縁をむすびます。
そして、悪い言葉は悪い縁を呼びますね。
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