昔好きだったジョシュ・ハートネットがナイト・シャマラン監督作品で主演なので、みてきたのが「TRAP」(罠)。オフィシャルサイトはいきなり映画概要にネタバレがあるので、見ないで鑑賞した方がいいと思います。
オフィシャルサイト
映画概要:
溺愛する娘ライリーのために、彼女が今夢中の世界的アーティスト、レディ・レイブンが出演するアリーナライブのプラチナチケットを手に入れたクーパー。父親と会場に到着したライリーは、最高の席に大感激。遂にライブが幕を開け、3 万人の観客が熱狂に包まれる中、彼は異変に気付く…。
スタッフ:
監督:M・ナイト・シャマラン
製作:
アシュウィン・ラジャン マーク・ビエンストック
M・ナイト・シャマラン
製作総指揮:スティーブン・シュナイダー
脚本:M・ナイト・シャマラン
撮影:サヨムプー・ムックディプローム
美術:デビー・デビラ
衣装:キャロライン・ダンカン
編集:ノエミ・プライスベルク
音楽:ヘルディス・ステファンスドッティル
音楽監修:スーザン・ジェイコブス
キャスティング:ダグラス・エイベル
キャスト
クーパー:ジョシュ・ハートネット
ライリー:アリエル・ドノヒュー
クーパーの娘
レディ・レイブン:サレカ・シャマラン
ライリーの推し
ジョセフィン・グラント博士:ヘイリー・ミルズ
FBI
レイチェル:アリソン・ピル
クーパーの妻
感想
ナイト・シャマラン監督はぜったい出演しているのですが、今回は5分くらい出演し、それにセリフもあります。どこに出てくるかはお楽しみに…。
ネタバレ感想
ワーナーのサイトにあるネタバレがうっかり,視界に入りましたが、自分をだまして、鑑賞したのがこの映画です。ジョシュにスクリーンで会えるのが久しぶり~。
実は「オッペンハイマー」でスクリーンで会っていました
。
いい人の仮面をかぶったジョシュ
相変わらず、いい人路線だ~と思っていたら、なんか様子がおかしいのです。警察の目をそらすために、ふらふらしている人を階段から突き落とすあたりからサイコパスという感じが…。
そーなんです。警察に追跡されていたのはジョシュ演じるクーパー。ものすごく人当たりがいいので、何かサービスしてあげたくなっちゃう好人物。でも、隠れて、フライドポテトをあげる油の温度をあげて、その中に炭酸ドリンクの瓶を放り込んだりします。罪悪感というハードルなんてなかったごとく、かるーく飛び越える「やばい」人です。でも、そんな彼も、娘はとてもかわいい。娘にじゃけんにされても、目に入れても痛くないみたい。
娘と娘以外の人と接するときのギャップが自然なので、そういう人もいるかもと思わせられます。実際、そういう人の匂いをかもしながら演じていました。
クーパーが一言話すたびに、
COSMOSの水森楓のこれ
私にとっては、現実にいる「ジョーカー」を見ているようでした。映画「ジョーカー」は「俺がこんなふうになったのは、環境のせいなんだ。同情しろ」と命令されるような感じで、好きじゃないんですが、TRAPのクーパーは「同情しろ」までメッセージが強くないのと、FBI分析官の立場から冷静に見ることができます。
Lady Ravenのパフォーマンス
もうひとつの見どころは劇中コンサート。
圧巻のLady Ravenのステージ
Lady Ravenを演じているのはまさかの監督の娘さん。コンサートの振り付けもすごく面白くて、監督にはこんなセンスもあったのか…と思いました。いつも不思議な映画ばかり撮っているのですが、監督の新たな才能に気づけました。
ところで、監督も出てきます。
クーパー:「スタッフですか」
(監督):「いや、あの子の伯父だよ」
と何食わぬ顔していう監督に、監督ファンの人は悶絶するのではないかと思います。
それにしても、あまりにも「素」すぎる二人です。
ところどころ日本の名称が
最初の舞台になるのはTANAKA ARENA。監督もK-POPから始まるパフォーマンスにとても興味があるのではないかと。ただ、同じ東洋だからなのか、「TANAKA ARENA」「Sayo's Shop」など日本語名っぽい名前がちらほら。
好きなくまのキャラクターは?
→見に行くほどではありませんが、「クマのプーさん」
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