「侍タイムスリッパー」に出演されている冨家ノリマサさんが主演をされている「最後の乗客」を鑑賞しました。
出典:LastPassngr(公式)
今日の空
場所はみなとみらいにあるkino cinema みなとみらい
パディントンが目印です。
8月までこんな看板なかったんですが、性質(たち)の悪い人が増えたようですね。ムムム
。
関連リンク:
「侍タイムスリッパー」で共演した山口馬木也さんも10月16日に池袋シネマ・ロサにきていたそうです。
スタッフ
監督:堀江貴
脚本:堀江貴
撮影:佐々木靖之
照明:後閑健太
録音:松田寛光
衣装:畠山麻美
ヘアメイク:在川洋子
編集:堀江貴
音楽:徳家“Toya”敦
制作:堀江貴
助監督:長尾陽子
記録:藤川典良
キャスティング:三村恵子
ラインプロデューサー:桝形徹
キャスト
遠藤みずき:岩田華怜
遠藤 :冨家ノリマサ タクシードライバー
こころの母:長尾純子
たけちゃん:谷田真吾 遠藤の同僚
こころ :畠山心
じいじ :大日琳太郎
感想
人生、あと〇年という年になると、家族との関係、祖父母のことなどいろいろ考えます。この映画は予備知識なしで鑑賞するのをおすすめします。
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「あれから10年…」
突然このテロップがでてきて、「あれ」って何?と思っている間に、表示されるのは東北の荒れ狂う海。
地下鉄荒井駅前でお客待ちの宮城ナンバーのタクシーが1台。
ラジオのDJがいうのは、「何気ない日が続くのが奇跡…」そこにたけちゃんがやってきます。「最後の客をとっていく」という遠藤にたけちゃんはこんなことを言います。
「浜通りを走らせると、女がいる。浜町までいくが、目的地につくと消えている」
浜通りというと、東日本大震災の津波で大きな被害があったところです。まだ魂がさまよっているのか…と思っていたら、黒づくめの女性がタクシーを捕まえようとしています。遠藤は、躊躇なく彼女を乗せるのでした。真っ暗な中、タクシーを走らせると、タクシーの前に飛び出す母子がいます。けがはないそうなのですが、今度はエンジンがかからない。
子供は「早く帰りたい」と泣き出し、遠藤はやむを得ず車から離れます。そこから、駄々をこねる子供、それをなじる母親、黒づくめの女性は実は遠藤の娘のみずほ。遠藤は久しぶりにあったにもかかわらず、娘を怒鳴りつけます。
妙な4人。見ているほうもいらいらマックス
。
その絡み合った糸がほどけたのは、こころの母親が遠藤に言ったひとこと。
「あなた【最後の乗客】を
覚えていませんか」
実はこの世にいなかったのは、遠藤、たけちゃん、そして親子だったんです。遠藤は、避難のさなか、親子をのせて浜町に生存の可能性が低い浜町に向かったのでした。
みずほは、そんな父親をなじります。
「私よりその親子のほうが大事だったの!?」
そんなみずほの左手手首にはリストカットの後が3筋…。彼女は、父のいるこの世界に何度も来ていたのでしょうか…。たけちゃんのあの浜町にいく若い女性の話がよみがえります。
ずっと素直になれなかった自分
最後の別れの前でさえも、
大事な言葉をかけられなかった自分
でも、カバンに合格のお守りを入れてくれた父親
父の思いは しっかり結んだ「卵おにぎり」に象徴されるようです。果たせなかったみずほの思いが叶う奇跡の夜。
そして、遠藤はみずほに言います。
「実は、母子をうらぎって、逃げたんだ。でも、それがおじいさんとの仲をひきさいたかもしれない」と
遠藤は娘のことを忘れてはいなかったんです。
父の本当の気持ちがわかって、おにぎりを齧るみずほ。
「もう、このおにぎり食べられないかと思った」
朝がきて、コートのポケットにあった卵おにぎりのアルミホイルが、彼女の心にほんのり灯をともしたように思えました。
鑑賞する年代によって解釈はそれぞれだと思いますが、ほんのり温かい灯は私の胸にも点りました。父母に電話しなきゃと思ったことでありました。





