先日、大阪の看板について、ご紹介しました。お店の名前が「しらんがな」となっていても、なんとなくたこ焼きのお店というのがわかります。

 

撮影日:2023年12月29日

 

これなんか一目瞭然…。

撮影日:2023年12月29日

 

 


 

 

 大阪とは対照的に、関東はメッセージが何通りにもとれる「もやっとする案内や表示」が多いと思います。今回は「モヤる案内」特集です。

 

 

【事例1】ある駅のリサイクルボックス

撮影日:2024年1月27日

 

カメラ水色の線で上下分けて読む人が大半だと思います。

撮影日:2024年1月27日



ですが、

 

「ビンカンペットボトル」と「ここではありません」の印象が強すぎて、却ってカップや紙パックを捨ててしまう人があるかもしれません(笑)。

 

撮影日:2024年1月27日

 

これは線一本引けば、モヤモヤは解消されます。次は、費用がかかる事例です。

 

 

【事例2】JR池袋駅前

撮影日:2024年1月27日


カメラ右側の行き先表示を拡大

撮影日:2024年1月27日

 

東京建物ブリリアホールは

地下350メートル下にあるのでしょうか驚き

 

カメラ実はJR池袋から見た看板は下のようになっています。

撮影日:2024年1月27日

 

 

 立派な作りなので、委託された業者さんがきっと気を利かせて作ったのではないかと思いますw。池袋に行ったら、見てみてください。

 

 

 

【事例3】ある駅の時刻表

撮影日:2012年7月15日

 

2010年にきたときは電光掲示板ではなかったのですが、2012年に来たときは電光掲示板になっていました。


でも、

時刻が漢数字驚き


そして、 何をどう読むのか、全部の項目を見ないとわかりません(笑)


・下の段が時刻であること、

・1時間に0〜2本

・祝日ダイヤはなさそうで、

 赤字は到着時刻


 恐らく、運転手さん向けの時間割と乗客向けの情報を同一にしていて、それが長年の習慣になっていたのではないかと想像してます。きっと、これは歴史の1ページ。もう10年前ですが、今どうなっているでしょう…。

 

 


 モヤる看板ができる背景を考えてみました。

 「ターゲット(誰に)」や「どんなアクションをしてほしいか」を突き詰めて考える場をもてば、こんなデザインにはならないと思います。

 

 想像するに「一人で誰の意見も求めずに作った結果」または「上の人に言われて(考えることを許されずに)やった結果」という可能性があるのではと…。

 

 

 

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