最近、「SNSによるフェイクニュース、詐欺、が話題に上がっています。でも、私は違和感でいっぱい。SNSがあるからフェイクニュースや詐欺があるわけではなくて、そこに「人」がいるから、フェイクニュース、詐欺、炎上が起こるんです。リスクを避けたいのであれば、人の研究が大事だと思います。
現に、SNSがないころから、個人情報は人の口を伝ってよく拡散されておりました。まったく会ったことがない人の口から、当時勤めていた会社名を聞いたときは、ぞっとしました。その人と私の間をつないだのは、噂好きな複数の趣味の知り合い。諺で、「人の口に戸は立てられぬ」とはいうけれど、それは真実。それ以降、初対面から自分をオープンにすることはほとんどなくなりました。
人への洞察力が高い作者の書籍を読むことが、ほんとうの姿を知ることにつながるのかなと思い、またアガサ・クリスティーの著作を読みなおし始めました。
8月に見つけた名言はこれです。
「人をそそのかし、人の弱点に少しずつ圧力をかけていくにはどういう言葉、どういう表現、どういう抑揚を使えばいいか、Xは熟知しているのです。」
出典:「カーテン」
8月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1301
ナイス数:58
まんがでわかる 隣のサイコパスの感想
Prime Readingで読了。漫画なのでとてもわかりやすかったです。5人いますが、最初の1例から3例めまでは、なるべく距離を置いたほうがいいですが、3例のかたは、逃げるのもむずかしそう。。。。サイコパスの特徴のひとつとして「良心の呵責がない」とありますが、そもそも良心の基準がずれている可能性も。 私は個人的に「観察力と洞察力、これから起こるコトの推測が弱いため、状況が読めていない、他人のことがわからない」と掘り下げています。
読了日:08月25日 著者:
SAND LAND (ジャンプコミックス)の感想
2023年8月18日公開の映画を見てはまりました。映画の完成度が高く、原作を読んでみたくなり電子書籍で購入。ほぼ、原作どおりに映画化されていたのはおどろき。また映画のほうはなぜ魔物たちと泉を探しに行くきっかけを丁寧に描いてよかったです。ぜひ映画も見てください。
読了日:08月20日 著者:鳥山 明
数字であそぼ。 (10) (フラワーコミックス α)の感想
2023年8月10日、怒濤のように読みたい漫画がリリースされました。Kindleの中を見るのがどれだけ楽しみだったか。 これってドラマにならないでしょうか。 相変わらず、キャラがたっています(笑) 暗記得意の建巳(なぜ見たものをそのまま暗記できるんだろう)、金儲けに敏感な猫田、スロットに飲まれるが数学はハイセンスな北方、お腹が減ると美少女に見える夏目、夏目を思いやる不思議な巫女、平坂世見子。
読了日:08月10日 著者:絹田 村子
カーテン(クリスティー文庫)の感想
エルキュール・ポワロの最後の事件。場所は最初に登場したスタイルズ荘で、心臓も弱り、足も動かない老人ですが、灰色の脳細胞は以前のままです。 十代の頃から、クリスティが描く喜んで道をふみはずす人の特性に影響を受けました。的確な人間観察は今煮も通じます。 「人をそそのかし、人の弱点に少しずつ圧力をかけていくにはどういう言葉、どういう表現、どういう抑揚を使えばいいか、Xは熟知しているのです。」 今回、私たちの兵スティングス氏がXの罠にとらわれる箇所は秀逸。
読了日:08月09日 著者:アガサ・クリスティー
安彦良和の戦争と平和-ガンダム、マンガ、日本 (中公新書ラクレ 646)の感想
1978年「さらば宇宙戦艦ヤマト」の古代と雪のポスターの作者として氏の名前を知りました。突如沸き起こったアニメブームの中で氏が関係したアニメ作品を追いかけたのは懐かしい思い出です。漫画家に転身されて後、歴史として残る話を基にした「我が名はネロ」「イエス」「ジャンヌ」「ヤマトタケル」はその取材と原稿への熱意に感動しました。 読者/批評家という立場で杉田俊介氏と安彦良和氏が、対話で認識をあわせていく過程が興味深い。
読了日:08月07日 著者:杉田 俊介
20年以上前に、ポスターを売ってしまったんですが、来年1月に公開になる宇宙戦艦ヤマトとさらば宇宙戦艦ヤマトのムビチケの前売り特典でまたポスターをもらいました。チラシもフロントの方にお願いして、2枚いただきました。
関連リンク
最近、B2ポスターを収納するファイルを買ったので、折り目をつけたり、指紋をつけたりするのを気にせずに楽しむことができます。
ただ、重い…。
「宇宙戦艦ヤマト」旧シリーズで森雪役だった一龍斎春水さんも横浜ブルク13でムビチケを購入したそうです。同じ場所で購入されているのがうれしい~。
出典:itiryusai