2020年以降、世界中がおうちモードになりました。そのおかげで、地元を見直すことが多かったこの頃です。地元の古墳群も見直してみようと思い、年末年始、古墳群に詣でました。
いたすけ古墳の横を通過する阪和線
古墳群の間を走る「はるか」
キティちゃんのラッピング
!!
1月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1666
ナイス数:10
今昔物語集 (光文社古典新訳文庫 Aン 2-1)の感想
「応天の門」と「鎌倉殿の13人」関連で平安時代末期にまとめられた今昔物語を読んでみようと思い当たりました。原典は1000篇余り。その中から訳者が人間の欲望=業を軸に選んでまとまめた90編がこの書籍になります。架空の物語ばかりと思っていたら、実在の玄宗皇帝、平兼忠、醍醐天皇といったお歴々が登場。訳者は、あとがきに、今昔物語の著者は武家の台頭に関心があったのではないかと書いていますが、平安時代から鎌倉時代に移行する時代、なんともいえない空気を感じることができました。すばらしい訳本に感謝。
読了日:01月05日 著者:作者未詳
完全版 アレクサンドロス 世界帝国への夢の感想
安彦良和氏の歴史もの。アレキサンダー大王のペルシャへの遠征の話は有名だけど、実際の人となりを知らなかったなと思い、手に取りました。髭はそり、少年のような出で立ちだったそうで、混乱の中、一筋の光をもたらした軍人であったように思います。ただ、血の犠牲で勝ち取った権力は、やはり陰謀がつきまとい、本人も疑心暗鬼にまどわされていくところが、史実とはいえ、つらかったです。また240ページに収めた安彦氏の力量はすばらしいです。
読了日:01月04日 著者:安彦 良和
古市古墳群をあるく:巨大古墳・全案内の感想
「世界遺産 百舌鳥・古市古墳群をあるく: ビジュアルMAP全案内」を読んで、近いうちに古市古墳群にも行きたいと思い、買いました。まだ、流し読みでさっと目を通した程度ですが、実際に行ったら、再読するつもりです。
読了日:01月03日 著者:久世 仁士
ちょっと作ってみたくなる大人のかしこい手抜きごはん-面倒な日にこそ、背中をおすレシピの感想
あり合わせのもので作るときに迷うのは、食材と食材の組み合わせと味付け加減の2点。これからのおうちごはんについて、食材の切り方大きさのこつと合わせだしのレシピを参考にしたいです。
読了日:01月03日 著者:奥薗 壽子
百舌鳥古墳群をあるく 増補改訂第2版: 巨大古墳・全案内の感想
年末年始に2日かけて回った道をこの書籍でたどりました。古墳の成り立ちも参考になりましたが、古墳の土地の所有者の負担が大きく、やむを得ず消滅した古墳、住人の運動によって残ったいたすけ古墳の説明については、この国の今後の在り方に課題を感じました。年末年始の鶴岡八幡宮の混雑具合と比べると、もう少し取り組みができないのか、考えてしまいます。
読了日:01月02日 著者:久世 仁士
世界遺産 百舌鳥・古市古墳群をあるく: ビジュアルMAP全案内の感想
年末年始、実家に帰った折に真面目に仁徳天皇陵を一周しました。きっかけは、「鎌倉殿の13人」の影響で鶴岡八幡宮や三嶋大社を【注意して】廻ったこと。鶴岡八幡宮や三嶋大社には「若宮」があって、誰を祭っているのかとよくよく見たら、仁徳天皇、履中天皇といった方々でした。学生時代はよくランニングしていましたが全く無関心でした。今回参拝した際に説明をみているうちに、しっかり書籍を読みたくなり本書を購入しました。地図や外観がわかりやすく助かりました。
読了日:01月01日 著者:久世 仁士
読書メーター