ウクライナの窮状について、マスコミによっては相当盛ったニュースが流れているように思われます。フェイクに関する情報をまとめてくれているサイトがありますので、ご参考に…。
ウクライナに関するフェイクニュースについて
ウクライナVSロシアの侵略戦争のデマ・フェイク集♪ (kuwanokazuya.com)
7 FAKE NEWS stories coming out of UKLINE
ロシアの対応
3月3日ロシアでは以下のような法案が可決され、プーチン大統領が署名したそうです。
(抜粋)
ロシアのプーチン大統領は4日、「軍に関するフェイクニュースを伝えた者には最大で禁錮15年の刑事罰を科す」とする法律の改正案に署名しました。 この法律は外国人も対象で、イギリスの公共放送、BBCは4日、ロシアでの全ての記者の取材活動を一時的に停止したと明らかにし、「スタッフの安全は最優先されるものであり、職務を遂行することで訴追されるリスクにさらすことはできない」としました。
(抜粋ここまで)
時系列が無茶苦茶だったり、創作だったりするフェイクニュースが流れているんで、「やらないほうがおかしい」と思います。言論の自由の範疇に入らないと思うんですよ、フェイクって。
朝日新聞の慰安婦問題(謝罪文は下部にリンクを記載)のように一度出したら、しつこく付きまとうものもありますし、拡散する手段を持っている人はマスコミであってもSNSであっても、気を付けないといけないと思っています。私の場合はアクセス数はそんなにないのですが、出典元と出典元に基づく自分の考えは明確に分けて書くようにしています。
(それでも誤解を招いたらごめんなさい)
個人的に肚落ちした情報は、「国境なき医師団」のサイトの情報です。
国境なき医師団からの情報
まず、最近、ロシアの支援によって独立したドネツク州についてレポ-トがありました。
↑写真は2019年のものだそうです。
(抜粋)
7年以上にわたって紛争下で生活をしてきた現地の人びとの医療ニーズは高く、今回の紛争が長引けば、高齢者や慢性疾患を抱える患者への影響が心配される。国内での緊張が高まる直前、MSFはドネツク州やルハンスク州の複数の病院と連絡を取り合い、救急医療や外科手術に備えたトレーニングを実施。マリウポリの病院には、一度に多くの負傷者が出る事態に対応できるよう救急外傷キットを提供した。敵対行為が続くなかで、人びとが医療と医薬品へアクセスできることが非常に重要だ。
(抜粋ここまで)
ドネツク州について日本の報道はこんな感じです。
(抜粋)
親ロシア派は「ウクライナ政府軍が力ずくで奪還してくる」とあおり、国家の承認と軍事支援の要請を受けたプーチン大統領がこれに応える形をとりました。
しかし一方的な国家の承認は、これまでウクライナ政府側に迫ってきた停戦合意をロシアがみずからほごにすることにつながります。欧米からの制裁強化も覚悟のうえでプーチン大統領は2014年のクリミアに続いて今度はウクライナ東部を確実に影響下に置く道を選んだことになります。
(抜粋ここまで)
出典:NHK
日本の報道と中立的な立場で現場に行っている人との温度差が大きくありませんか。
ドネツク州は、医療支援が自国から受けられないほどの窮状だったのではないかと想像しています。
それが7年!!!!!
日本は、外国人であっても、犯罪者であっても、健康保険に入っていれば適用されます。私たちから見たら、考えられない窮状です
。
■3月2日はこんな状態だそうです。
(抜粋)
ポーランドとウクライナの国境に到着した緊急対応チームは、必要なスタッフと物資をウクライナに入れられるよう対応を進めている。また、ウクライナとロシア、ベラルーシとの国境沿いでも調査を行っていく。
ポーランドの国境検問所では、徒歩や車、バスで国境を越える人びとを目にしている。多くの人びとが疲れ果て、中には生後25日の赤ちゃんを連れている人もいた。
国境を越え避難してきた人の多くは、氷点下の気温の中、長い時間並んで待たされたと語っている。脱水症状の人や、低体温症に陥った人までいた。MSFはポーランドの受け入れ施設に基礎的な避難用品を提供し、対応強化を進めている。
(抜粋ここまで)
国境なき医師団は、2014年から内部紛争のためウクライナに入っていたこともあり、現地のスタッフが継続して対応しているそうです。
寄付について
ところで、私は20年前に寄付に関する苦い経験があります。某国で大地震が起こったとき、某国の大使館に振り込みました。そのときはとてもいいことをしたと思っていたんですが、翌年、某国が自国の少数民族を迫害しているというニュースを聞きました。寄付したお金が迫害に使われている可能性もあることを感じて、恥ずかしく思いました。
人道支援ということであれば、人道支援を行っているNPOに、実際に報告や会計報告がされ、公認会計士がきちんとチェックしているNPOに寄付をしていただくほうが、よいのではと思います。
自分が被害者だったらどうしてもらったらいいのか、考えた結果、私は「国境なき医師団」に寄付するのが一番よいと考えて、寄付しております。
はやく戦禍がおさまりますよう…。
宝戒寺のお地蔵さん…
追記:最近、ウクライナのゼレンスキー大統領のスピーチが更新されました。
出典:ウクライナ公外情報庁
長文ですが、趣旨は「ロシア兵を10000人殺したから、もう脅威はない。だからもうすぐ戻ってもいいよと言えるよ」のようです。
日本の民間企業で、こんな言い訳が通用しますかね。
■ご参考