2月12日、東京都立美術館に参りました。
その折、久しぶりなので、御徒町からアメヤ横町を抜けていきました。膝が痛かったころは、果てなく遠かったのですが、今回は近かったです。
上野の森美術館付近
↑2月10日の雪がまだ残っていました。
■清水観音堂
「秋色桜(しゅうしきざくら)」
江戸時代から9代目だそうです。(詳細はこちら)
人形供養の碑と手水舎
月の松
月の松から不忍池辯天堂(たぶん)を望みます。
これは歌川広重が浮世絵にも描いていた情景なんですね…。
詳しくは、錦絵で楽しむ江戸の名所を参照ください。歌川広重の錦絵も掲載されています。
比叡山のように、江戸を守る寺社仏閣の一つとして、京都の清水寺と見立てて建立されたそうです。東の比叡山ということで、東叡山というのでしょうか。
この階段は清水坂というそうです。
↑下から4段目の段差が大きくてこけそうになりました。昔のお寺さんは気をつけないと…。
このとき、予約時間まであと40分!!東京都美術館を目指しつつ、立ち寄ったのは上野大仏
パゴダ様式の薬師如来
ミャンマー式の祈願塔
(抜粋)
祈願塔(大仏パゴダ)の内部には中央に薬師如来、左側に月光菩薩、右側に日光菩薩を安置。
この薬師三尊像は、江戸時代末まで上野東照宮境内にあつた薬師堂の本尊だったもの。
明治初期の神仏分離令により寛永寺に移管、さらにパゴダの本尊として迎えられました。
(抜粋ここまで)
出典:東京とりっぷ
Choonji Temple-三尊五仏六観音等の薬師如来、月光菩薩、日光菩薩をあらわす梵字が書かれています。
■在りし日の上野大仏様
災害をお受けになられ、さらにお体さえも戦争に…。
震災や戦禍の証人です。
小松宮彰仁親王銅像前
コマツオトメの原木
一部つぼみが膨らんで、ほころんでいましたが、
いつの間にか、かなり枝振りが寂しくなっています。
(ご参考)2013年3月17日当時の原木
(ご参考)2013年3月17日当時のコマツオトメの原木を示す碑
枝が重くなって、幹が傷むのを防ぐために剪定されたのだろうと想像しています。これからも長い時間、花を見せてほしいものです。
上野公園でもヒヨドリが蜜を吸っていました。
今日は雨、そして明日は雪の予報です。鳥さんたちが無事なのを祈っています。
■ご参考
清水観音堂について | 清水観音堂 公式ホームページ (kaneiji.jp)