【映画】「花束みたいな恋をした」#いまこそ心に花束を #はな恋  | いろいろといろ

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今日は1冊読書を済ませて、確定申告の予定でしたが、最寄りの映画館の割引デーだったので、行ってきました。話題の映画

 

「花束みたいな恋をした」

 

 

 

星監督:土井裕泰
星脚本:坂元裕二

星主演(知っている人だけ)

 山音麦:菅田将暉
 八谷絹:有村架純

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 加持航平:オダギリジョー
 押井守(本人役):押井守
 土志田美帆:Awesome City Club PORIN
 富小路翔真:佐藤寛太
 エンジニア男:岡部たかし
 八谷早智子:戸田恵子
 八谷芳明:岩松了
 山音広太郎:小林薫

 

星ストーリー

本作は、東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから出会った大学生の山音麦(菅田)と八谷絹(有村)の5年間を追うラブストーリー。

 

星ネタバレ感想

 観客席は60%くらい埋まっていました。恋愛映画だからカップルが多い~。この映画を見て、大丈夫なんでしょうか…(いらぬ心配)

 

 彼らの恋のきっかけは、終電を乗り過ごしたカフェで出会った「神」。「神」を見つけたときの麦役の菅田さんの目がキラキラ~アップ。その神とは、アニメ攻殻機動隊の押井守!!!!

 

 

 すぐそばに神がいたら、ドキドキしちゃいますよね。そのドキドキを理解してくれたのが、ちょうど居合わせた有村架純ちゃんこと絹ちゃん。お互いに共通点を見出して、当たり前のように恋に落ちる二人。学生だからファミレスのドリンクバーでデートというのもいいですよね。

 

 でも、そんな恋を続けられていたのも、親からの仕送りがあったら。麦の父から仕送りを止められ、二人は現実に向かい合うことになります。そして、どんどんすれ違っていくんですね。

 

 麦、絹がそれぞれモノローグでそのときの気持ちを話すのですが、二人の心が会っている瞬間はモノローグの声がどんどん高まっていきます。でも、すれ違っていくときは、心の声がどんどんなくなっていきます。

 

 「忙しい」の「忙」は「心が亡くなる」という意味だそうです。二人の心がふれあわなくなっていくプロセスはリアルでした…。

 

 

■ラストシーン

ロケはこの場所だそうです。

★場所:ジョナサン三鷹井口店
★住所:〒180-0011 東京都三鷹市井口2丁目3−3

出典:気まぐれブログより

 

 二人が出会ったときに座った座席に別の若いカップルが座っていて、あのときの自分達と同じような会話をしているのを目撃。そして、その会話のときのときめきはもう、今、自分達の間にないことに気づいて、二人とも愕然…。

 

 二人が離れた大きな原因は、二人の友人に対するバイアスが違っていたことでしょうか…。その友人が亡くなったとき、麦(菅田)は一晩中悲しむんですが、絹(有村)は友人の彼女(絹の友人でもある)がDVに遭っていることを知っているので、麦のように悲しむことができない。

 

 恐らく、その辺の事情を共有するには時間がかかると思います。でも、時間がたって、その溝がそこそこ埋まったとき、また二人の距離は縮まっていくんじゃないかな…と思いました。

 

Googleのストリートビュー、奇跡的に二人の姿が映っていることが救いでした。


■クイズは10問中8問正解(≧▽≦)v

 

 

 映画関係はわかったけど、今村夏子さんはわからなかったです。それにしてもですよ、デザイン科の学生だからか、20代の男の子が大友克洋の「AKIRA」が全巻をそろえているのはすごい。

 

■狡猾な人達

 

 二人ともとてもいい子たちなんですが、表に出ないところで狡猾な人達がいます。 DVする友人もだし、麦(菅田)のアルバイト 1000円/1カットと言っているのに、3分の1しか払わない依頼主。麦(菅田)が断ると、「いいよ いらすとやを使うから」って。 

 

 

■関連リンク

 

 

 

■過去ブログ

 

■押井守監督のサイン(秘蔵のお宝です~)