今日はVIXXつながりで知り合った方に誘われて、東京宝塚劇場で「はいからさんが通る」を観劇。
緞帳が上がったあとに浮かび上がるタイトルと
漫画の名場面
映画の1シーンのよう。
そういえば、4月~9月の名探偵コナンのオープニングも漫画とアニメが同調していました。そういう流れなのかな…。わくわく。
■オフィシャルサイト
鑑賞後に感想を話しあったんですけど、
「今、日本にいて、これを見ることができて幸せだった。」
少女漫画ならではの物語の一部としての設定はおいておいて、その他の時代考証や衣装にあまり違和感がなく、当時の大正ロマンに酔いました。また、花乃屋 吉次役の朝月 希和さんの裾裁き、足さばき、扇子の使い方が美しくて、カタルシス。歌舞伎だったら重い衣装も、あれだけ軽々裁いているように見えるのは、日ごろの鍛錬が素晴らしいのだろうなと想像しています。
主演の柚香 光さん、華 優希さんは漫画の中から出てきたような2.5次元。
また、脚本/演出とあの長い物語をよくこれだけぎゅっと圧縮したものだと思いました。いろいろなものを見て振り返ると、1970年当時の10代を熱狂させる要素をいっぱい持っていたなぁとノスタルジーに浸っておりました。
・ロシアの忍の行動は「アラビアのロレンス」を彷彿
・ラリサは「キャンディ・キャンディ」(1975年3月~1979年3月)のスザナっぽい
・1970年当時は大正の面影を残す場所がまだあったような…。
男役の方々がセクシーになって。
本当の男性だとどうしてもゴツゴツ感が出てしまうんですが、あの線の細さでのタップダンスは性別を超えた力強さを感じました。
今、日本に住んでいてよかった!!
千秋楽までご無事で…。
コロナが収束したら、オケが復活することを夢みています。ここまま無くさないでください。肌にくる音の深さが違います…。
ではでは。