ハ・テワンさんの「すべての瞬間が君だった」の表紙をみたとき、レオさんのこの写真を思い出しました。
この書籍を読んだきっかけは、SHINeeのオニュさん(なんと12日繰り上げで今日除隊!!)が「今、読んでいる本」と紹介していたこと。レオさんも読んだのか、スタッフが意識していたのか。
到着したのは昼だけど、
いい感じに夕暮れになったようです。
で、
書籍を読んで、
個人的には面白いと思う域には入りませんでした。
一番の原因は誰に向けて書かれたのかがよくわからなかったから。
■プロローグ:
「どうか本書が
そうしたこの世のあらゆる感情や人間関係に
静かに寄り添えたらと願っています。」
と始まるんですが…よく読むと食い違ってきます。
<中盤>
■ 持ち主を失った記憶
「 君のことが本当に憎かった
(略)
かつて君は僕の運命だと 確信していたからこそ」
<終盤>
■ぼくひとりが愛していたんだった
「全部ぼくのせいだ
あの意味のない愛に
漠然とした期待をしていた
ぼくのせいだ 」
私のフィルターがおかしいのかもしれないんですが…('◇')ゞ。
ということで、6月の読書実績。
6月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:616
ナイス数:6
ベルサイユ狂想曲~エマは××がお好き~ (まんがグリム童話)の感想
ベルサイユの花の園…【18禁 (^-^;】。でも、マリー・レグザンスカとルイ15世の関係には納得。 また、巻末の猫ちゃんのお話をおもしろく読みました。
読了日:06月30日 著者:松苗あけみ
数字であそぼ。 コミック 1-4巻セットの感想
印象的だったのは、ネットワークビジネス。絶対利益にならないことを数学的に証明してくれます。ためになります。
読了日:06月30日 著者:絹田村子
女王エリザベスの感想
映画「ブーリン家の姉妹」「エリザベス」を一冊で。時代考証もさることながら、アン・ブーリンの娘への思いをとても感じました。メアリー・スチュワートが絡む後世も、ぜひ漫画化してほしい。
読了日:06月26日 著者:池田理代子,宮本えりか
すべての瞬間が君だった きらきら輝いていた僕たちの時間の感想
2018年のサイン会、SHINeeというK-POPグループのオニュさんが「今読んでる本」として紹介したのがこの本です。VIXXというグループのバラードの歌詞に通じるところがあって、読んでみました。 最初は恋愛している10代の男の子が背伸びして書いている感じ。ところが、黄昏れに近づくところから、文体が時折、説教ぽくなり、中盤最後には「君のことが本当に憎かった」。 最終章は、迷路でさまよう「僕」の姿かかわいそうで(といったら怒られそう)。忘れたい/忘れたくないの両極端にふれるやじろべえを思い出しました。
読了日:06月01日 著者:ハ・テワン
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