10連続の公休となった今年のGW。先日退院したばかりであること、またいつ人が少なくなるのか読めない今年はうだうだ自宅で過ごしております。
で、平成から令和に変わろうとしている今日、部屋の掃除をしたり、歯のクリーニングに行ったりなんかした後、退位の儀に涙。
で、昭和天皇の誕生日の昨日は日比谷に行って美術館めぐりと映画鑑賞しておりました。この記事では三菱一号館美術館で6月9日まで開催されているラファエル前派の軌跡展に行ってきました。
■ご参考
■チラシ
<個人的な見どころ>
個人的な見どころはこんな感じでした。
【1】ジョン・ラスキンの作品多数
ラファエル前派の画家たちのスポンサーだったジョン・ラスキンがターナーに傾倒したきっかけになったといわれるサミュエル・ロジャースの詩集「イタリア」やジョン・ラスキンが実際に描いた習作など、多数がランカスター大学のラスキン・ライブラリーから来日しているところだと思います。
■ジョン・ラスキン
バラの習作(1874年)
【2】エドワード・バーン・ジョーンズ「赦しの木」など20点以上!!
「赦しの木」は日経OFFで中野京子さんがおすすめしてくれています。それ以上に第4章はそのタイトルもエドワード・バーン・ジョーンズを冠しての大作オンパレード!!
日経おとなのOFF 2019年 1 月号
820円
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【3】これよこれ!
ウィリアム・ヘンリー・ハントのこの絵を見ることができてよかったです。緻密に描かれていて写真をみているかのようです。
ヨーロッパカヤクグリの巣(1840年ごろ)
【4】なんと写真が撮影できるスペース!!
第二章のラファエル前派のエリアの絵画をカメラに収めることができます。なんといっても額縁がおしゃれでカメラで撮影できて喜んでいました。
■ダンテ・ガブリエル・ロセッティ
ウェヌス・ウェルティコルディア(魔性のヴィーナス)
「祝福されし乙女」
上は天に召された乙女、そして下は地上にいる恋人
■ウィルマン・ホルマン・ハント
「甘美なる無為」
また、リストになかったのですが、ウィリアム・ホルマン・ハント版の「シャーロットの乙女」
※ちなみにジョン・ウィリアム・ウォーターハウスの「シャーロットの乙女」はこちら。
なお、夏目漱石もこのラファエル前派の絵画に多分に影響を受けたことを2013年 夏目漱石の美術世界展という展覧会でやっていました。(過去ブログはこちら)
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■過去ブログ