前回から続く「こんな男いるかい!」シリーズ第二弾です。前回はフェルゼンでしたが、こんどは王妃の秘書だったフランソワ・ゴグラ男爵。
フランス語で書かれたサイト
Baron GOGUELAT François - 1746/1831
上のサイトからの抜粋部分をGoogle翻訳。
GoguelatFrançoisは、1746年1月23日、国会議員弁護士のPhilippe GoguelatとHenriette COUAULTの結婚により、Château-Chinonで生まれました。彼は最初地理学者のエンジニアの部隊に属し、それから彼の秘密の通信文を彼に依頼したMarie Antoinetteの私事秘書になりました。1791年、彼は50人の兵士の頭でルイ16世をヴァレンヌで釈放しようとした。しかし彼は銃弾で倒され、逮捕され投獄される。だが、憲法が国王に受け入れられた後、彼は自由を取り戻した。その後間もなく、彼は移民し、1814年までフランスに仕えた。ルイ18世は彼にブレストの中将、男爵、司令官に任命し、後にHôteldes Invalidesの役員会のメンバーとなり、1819年に引退した。
しょっちゅうやりとりされる手紙の暗号化は非常に大変だったかと思いますが、それを確実にこなし、なおかつ秘密を守り抜いたその誠実さ。ヴァレンヌ逃亡事件で王家一家を逃そうとしたこと、投獄されて、恩赦で釈放されたのにも関わらず、パリに戻って王妃に仕え、フェルゼンとの通信に大きな役割を果たしていたそうで。1792年8月に王家がとらわれてからはロンドンに渡ったそうですが…。
彼の絶対的な忠誠心については、彼が残した「回想録」に次のように書かれているそうです。
「人の心を支配するのに、王妃は王冠を必要となさらなかった。王妃には女性の持つ魅力、高貴な血筋ならではの偉大なる美点、王妃としての威厳そのものが備わっていた。これほどの優美さと善良さを持ち合わせた方はいらっしゃらなかった」
1992年2月のフェルゼンとの邂逅以降、距離が空いてしまったことを運命として受け入れるしかなかった王妃の近くで仕えていた彼の気持ちはどんなふうでしたでしょうか。
この話を聞いて心に浮かんだのは、この歌詞
僕を呼んで 君の心が痛む時
僕にだけ打ち明けて 誰を望んでるんだ
時間を戻してあげようか
心を手に入れてあげようか
忘れられない時は手に入れなきゃだろ
僕を信じてついて来て 彼は僕のところに戻ってくる
時間は君の味方 君はそのまま待っていろ
そいつが君を泣かせた分 僕が泣かせてやるよ
(歌詞はこちらからお借りしました)
■VIXX 呪いの人形
こうやってVIXXの楽曲を並べているとひとつの物語ができそうです。以前、「完全犯罪」で萩尾望都先生と甲斐よしひろがコラボレーションしたみたいに。
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