前回見た時から1か月あまり。来週はもう千秋楽。
もうオク・ジュヒョンさんとの共演は見れないんですね。名残をおしんでか、このショット。
きっと、もう一度再共演できるように、祈ってたよね。
さて、マタハリ 4回目参加したときの話をメモします。
キャストは初めてマタハリを見たときと同じメンバー。
■5月4日20時
マタハリ:キム・ソヒャン
ラドゥー大佐:キム・ジュンヒョン
アルマン少尉:レオ
実はこの回まで、「オケがぱっとしないなぁ⋯」と思っていました。それは、きっと座席が偏っていたせいだと思っていました。
が、
違っていたんです。
それに気づかさせてくれたのは、ラドゥー大佐演じるキム・ジュンヒョンさん。管楽器、弦楽器の音と自分の声のハーモニーを計算しつくし、共演者二人を圧倒。また、第一幕の終盤から、アルマン少尉に冷たくなりますが、ほかの二人と違って威圧感が全く違う。酒場のシーンなんて、登場した途端に、体感温度は零度以下。
ひとつの作品に対する気構えが違うんでしょうね。あのくらい迫力で全員の【ハーモニー】を聞きたかった。
前日のラドゥー大佐はリュ・ジョンファンさん。神田正輝に似たやさしい感じのジェントルマンタイプ。実は同じ酒場のシーンでは、レオくん、全く登場に気づかず(たぶん)、誰かに言われて、登場に対応していました。そのせいかはわからないけど、カーテンコールのときは土下座して謝ってました。そんなレオくんにやさしかったです。ラドゥー大佐役とレオくんの関係性の印象としては、シン・ソンロクさんとは兄弟。リュ・ジョンファンさんとは、叔父と甥。キム・ジュンヒョンさんとは、師弟…な感じのでしょうか。めちゃめちゃ愛されている感じでした。こんなすごい人たちと共演できて、レオくんの次のキャリアにつながりそうです。
今回、往年の名画、「English Patient」を見た時のような感動を求めて、マタハリにきたのですが不発。(参考)
相手を滅ぼしかねない強い愛情…
身を焦がすような強く熱い思い …
そして、身は滅びても寄り添う魂…
こういった感情は日頃発見するのが難しいじゃないですか。映画でも、歌でもこういったのを探してみているんですが、如何せん言葉の壁が…
また人が集中しようとしているのに、前にも書いたカツオの一本釣りが邪魔をする。音楽を聞くには一番いいところにいたのですが。
■カツオの一本釣り
またいいところで、このカツオが尻を一振りするんです。ちょうど、そのとき、ブリブリブリブリ…とプロペラ音全開。
ここで、言葉のハンディのでかさを呪いました。吹き出しそうになっちゃったんです。
ど真ん中で吹き出す訳にもいかず、耳を押さえたら、熱唱しているマタハリさんと目が合ってしまい、最悪。
耳を押さえているのは、効果音であって、マタハリさんのせいではなかったのですが、嫌な観客と思われたかも。
沖縄から飛行機が飛べば、千秋楽にいきますが、次回は下手でおとなしくしている予定です。