4月3日、レオが主演のアルマン役で出演するMATAHARIに、昼の部とも夜の部とも参加してきました。
■1階入口でアルマンが迎えてくれます。
■地下1階
■キャスト(昼の部)
マタハリ:キム・ソヒャン
ラドゥー大佐:キム・ジュンヒョン
アルマン少尉:レオ
MC:イム・チョンギル
アンナ(マタハリの友人):キム・ヒウオン
キャサリン(ラグー大佐の妻):ソヌ
■夜の部
マタハリ:オク・ジュヒョン
ラドゥー大佐:シン・ソンロク
アルマン少尉:レオ
MC:イム・チョンギル
アンナ(マタハリの友人):キム・ヒウオン
キャサリン(ラグー大佐の妻):ソヌ
<昼の部、夜の部共通>
このダンサーの方たちもすごくよかったです。私は特に右上の女性が印象に残っています。ハマリ役がきたら、表に出てきそう~。
■舞台
昼は8列目の下手側でした。
■夜の部
最前列の下手側。ステージと客席の間にオーケストラピットがありますので、実際には5列目くらいになります。なお、ステージの奥行がありますので、かなり離れているときがあります。例えば、冒頭のシーンもマタハリは一番奥まったところにいたりします。また、小物がよく見えない時があるので、最前列であっても、双眼鏡はあったほうが便利でした。
ついでにいうと、2部の始まりはこんな感じになっています。(ボケていますが…)
以降ネタバレです。見たくない方はスルーしてくださいね~。
【一部】15時~
やかなムーランルージュに突然ラドゥー大佐が訪れます。要件は情報部の諜報活動を手伝ってほしいというもの。思い悩むマタハリは偶然セーヌ川付近で飛行機で墜落したアルマン少尉(後にアルマン大佐の部下であることがわかる)との出会い、アルマンとの愛を育んでいく。またラグー大佐からの依頼で鮮やかな諜報活動を行いますが、そのときにヴィッテルという土地にドイツ軍の秘密があることを知ります。ラグー大佐はアルマン少尉をヴィッテルに差し向けます。何かの予感があったのか、アルマン少尉は格納庫でマタハリに別れを告げてヴィッテルに飛び立ちます。
<勝手に見どころ>
(1)まずは冒頭のムーラン・ルージュからマタハリのインドネシアダンスのシーンでしょうか。
(出展:NewsCulture)
(2)セーヌ川のほとりでアルマンに出会うシーン。
ちなみに街頭にひっかかっているのは落下傘です。
ちなみに、マタハリとアルマンが語らうシーンはセンターの下手側あたり。私的には、長くみていられたので、うれしかったです。
(出展:mydaily)
(出展:mydaily)
(出展:mydaily)
韓国語がだめなので、歌詞は全くわかりませんが、彼の空に対する憧れ、生きる原動力を感じる曲です。好きな曲です。
#それにしても、レオは手足が長くてウエストが細いので、ほかの人は複葉機ですが、レオはグライダーに見える(^^;。また、酔客との格闘シーンも捨てがたいです。
(出展:NewsCulture)
」
(3)マタハリにオルゴールをプレゼントするシーン
(出展:SBSSHOW)
このシーンの最後、不意をついてアルマンがマタハリにキスします。ここのキスが一番好きかも。
正面からだとわかりにくいのですが、唇をはずしたアルマンがうっとりとマタハリを見つめます。彼の愛する人を見つめる瞳にはよろけてしまいそうになります。(センターブロックの下手側だったら確認ができるでしょう~)
(出展元:newsO)
(出展元:OSEN)
ここ~
(4)アルマンとラグー大佐の対立
昼の部、夜の部ともよく合っていました。マタハリをめぐる部下と上司の確執が描かれる曲。この曲の掛け合いは圧巻でした。
(5)マタハリがアルマンに真実を告白する。
今までの生い立ちを語り、アルマンはそんなマタハリを受け入れる。この後、ベッドに二人腰掛て暗転(だったと思う)
【ニ部】16時40分~
※物語はこんな感じだったと思います。また情報を確認次第書き直します。
アルマンはヴィッテルでドイツ軍に追われ捕虜となる。(実は一部で逃亡兵から渡されたクルスが今後のアルマンの運命を握る模様)アルマンの消息を調べるマタハリ。ラドゥー大佐からその情報をもぎ取ったマタハリは実名のマルガレーテでベルリンに渡る。そこでアルマンと再会するが、実はアルマンを危険にさらしたのは実は自分の情報だったことを知り、真実を突き止めるためにパリに戻る。一方、ラドゥー大佐はマタハリがH21と呼ばれるドイツのスパイだったことを知る。そして、パリに戻ったマタハリの逮捕を要請する。
裁判にて、マタハリは無実を主張するが、証拠を提示できない状況である上に、頼みの綱であるラドゥー大佐が保身のためにもっともらしい嘘を並べ立てる。そんな中、不意にアルマンが裁判に現れる。それは実は幻で、マタハリは有罪の判決を受ける。そして、最後、アンナが用意した死に装束で銃弾に散る。
<勝手に見どころ>
(1)ドイツのベルリンにいるアルマンを見つけ出すマタハリ
アルマンを見つけ出すが、アルマンから疑念をぶつけられ、ラドゥー大佐の罠にはまったことを知るマタハリ(おそらく)三者の心情を歌ったこのコーラスが\圧巻/
(2)ラグー大佐が心情を独白
シン・ソンロクさん、キム・ジュンヒョンさんとも圧巻。
残念ながら、曲の動画がありませんが…。
(2)裁判シーン
ここは裁判に登場するシーンがセクシー。マタハリと刑吏とのラインダンスが見どころ。そして、マタハリの理想の男性としてアルマンが登場する。実はそれは幻影で、はかなくもその幻は消えてしまう。
<2回目までの感想>
隣の席の方は化粧がくずれるほど涙を流されて…。私のほうはというと、いまいち物語の外にいて、いろいろ考え込んでいるという感じでした。かなり人生の皮肉も込めて作りこまれているんじゃないでしょうか。
3人の出会いがまず運命の歯車を動かしたというのがありますが、背後には戦争という事実が横たわっています。そんな戦争の中でもムーランルージュの主人はフランス、ドイツの兵士にかかわらず、女性に相手をさせて金儲け。華やかな世界の裏の立役者は実は物語を進行しているMCだったりして。もう一度見て、確認しないとわかりませんが、マタハリにオトリネタをつかませたドイツ将校もこの人が演じていますよね…?
(→MCとドイツ将校は別人でした)
とにかく20世紀初頭までは女性の権利がなくて職も限られていて。この時代は結婚するか、先生になるか、家政婦になるか、女優になるか、娼婦になるか、あとは縫製工場で働くくらいしか女性の職がなかった時代。マルガレーテさんも選択肢がなかったように思うのですよね。そして戦争になったとき、しわ寄せがいくのは必ず弱者です。(私も弱者のひとり)
ただの恋愛劇ではなくて。そういう時代背景もつらつら考え込んでしまいました。娼婦であってもある意味、男性の選別はしていんたんでしょうが、キャサリンがいうように所詮娼婦。軽く見られても仕方がないわけで…。
ではでは。