■シアターオーブにあった看板

※傘にはアダムのサインが!!

私がアダム・クーパーを知ったのは、マシュー・ボーン監督の『スワン・レイク』(映画では『リトル・ダンサー』)。その後生で見た舞台は奥様のサラ・ウィドーと共演した「危険な関係」でした。それ以降、あまり情報をおいかけていなかったのですが、なんとスーパー・ダンサーは、ミュージカル・スターとして2012年2月からロンドンの名門劇場・パレスシアターで『雨に唄えば』のロングラン公演。なんでも連日満員の盛況ぶりを見せ、英国各紙5つ星を獲得の大評判だったそう。
「危険な関係」をいっしょにみた友人の一人はすでに鑑賞済み。「よかったよ」という声に背中を押されて、オーラスの今日、行ってきました。
日程:2014年11月1日(土)~2014年11月24日(月・祝)
劇場:東急シアターオーブ
演出:ジョナサン・チャーチ
振付:アンドリュー・ライト
出演:
アダム・クーパー :ドン・ロックウッド
エイミー・エレン・リチャードソン :キャシー・セルドン
ステファン・アネリ :コズモ・ブラウン
オリビア・ファインズ :リナ・ラモント
ポール・グラナート :監督
映画の世界が現実に目の前に繰り広げられている感じでした。あまりにも歌がうまくて、最初は
「ほんとうに歌ってる?」
と疑っていましたが、演奏は生だし、ちゃんとマイクをつけていたので、ご本人が唄っていたんだ~と感動。
#おでこの小さいマイク、最初はわかりませんでした。
また、ドンとキャシーとコズモの3人組に対抗するのが、ドンの共演者リナ・ラモント。この人がまた、すごい。
「どこから声をだしているの?」
と思うほど、キンキン声でがなりたてるんですよね。
また、美術関係もすばらしかったです。1927年当時流行したアールデコ調の調度品やら衣装をとりそろえるかと思うと、「闘う騎士」の舞台のフランス革命のシーンではルイ・セーズ様式をとりいれ、主演リナが重いと嘆く髪型もドレッシーに見事再現。
そして一番の圧巻は1部の終わり。ドンがキャシーを見送った後、雨の中で踊る「雨に唄えば」。12000リットルの水というキャッチフレーズでしたが、はんぱない水の量でした。最前列はレインコート必須でしたね。(ちらしの案内にもありましたが)
で、2部はプロデューサーから「タップダンスを入れろ」というリクエストにこたえて、ブロードウェイ。
パフォーマンスも衣装もしかけもすばらしく、13000円だったけど、惜しくないステージでした。
以降はカーテンコール。
「ここからは撮影できます」というテロップが流れたので、拍手しながら、撮影していました。なので、あまりいい写真ではありませんが、個人的にはいい記念になりました。
■黄色いレインコートがかわいい♪


■後ろのダンサーのステップによる水しぶき。きれいに弧を描いています



■そして、日本公演、最後のアダムさん@ドンのお姿。ずっと手を振ってくださいました。

なごりおしや~(><)
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