大会の結果、なんと男子は6人中4人、高橋選手、羽生選手、小塚選手、町田選手、女子は6人中2人、浅田選手、鈴木選手が決定。そして、羽生選手は自己の持つショートプログラムの最高得点を更新して95.32を獲得!!
スケートのエキジビションには今年、国別対抗、Dream on ICE、プリンス アイス ワールド、The ICEに参加しました。リンク上で技を決めるのがどんなに難しいかをみてきたわけですが、今回は、グランプリファイナルの最終選考ということもあって、選手たちの緊張が肌を通じて伝わってくる感じがしました。
何が違うかっていうと、まるで大学の体育会のトーナメントのような応援バナー、そして、私、初めて知ったのですが、選手の演技が投影されるスクリーンにはタイムカウントが表示されていて、演技する時間はおろか、練習時間もきっちり管理して、分刻みのプログラムに沿って進んでいくという感じです。
選手でなくたって、この状況にはちょっと背筋を伸ばしていないといけない気持ちにさせられます。ランク別に第一グループと第二グループに分かれて演技します。練習時間のスケーティングの音をリンク際で聞くと、グループごとに音が全く違いました。その中でも、素人目に見て一番安定していたのは鈴木明子選手だったように思います。
ゴォォォォ
鈴木選手の方をみていなくたって、鈴木選手が近づいてくるとすぐにわかったくらいです。
#ドップラー効果かぁ・・・
SPでは前半でルッツをはずした後スケーティングの音が小さくなりましたが、それまではスケーティングの音が素晴らしかったです。フリーはテレビ観戦になりましたが、会場で聞いたあのスケーティングの音が聞こえました。渾身の演技でしたね。ほんとうにすばらしかったです。
■会場風景

■分刻みのプログラム
