【モブログ】2011年紅葉狩り~真如堂 隨縁の庭~ | いろいろといろ

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下は説明板の引用です。


「隋縁」とは「隋縁真如」の略で、「真理が縁に従って種々の相を生じること」、つまり「真理は絶対不変でも、それが条件によって様々な姿を見せること」をいう仏教の言葉です。
この庭は背後にある仏殿に付けられた四つ目の家紋をモチーフに、葛石で仕切られた中の「四つ目」が、白川砂、さび砂利、黒砂利、たたき、苔で囲まれたりすることによって、ある時は菱形になったり、様々な様相を見せています。また、天候や日差しの当たり方によっても姿を変え、その様子はまさに「隋縁」です。加えて、様々な仏縁に因ってこの庭が出来上がったことも「隋縁」と言えるでしょう。


■モチーフになった四つ目の家紋です。
真如堂は三井家の菩提寺で、この家紋は旧財閥の三井家のものだそうです。
(詳細はこちら
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■近代的に見える葛石で仕切られた中の「四つ目」が、白川砂、さび砂利、黒砂利、たたき、苔で囲まれて、平安の時代からそこにあるかのように見えます。

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■ご参考
三井広報委員会「コラム 三井を読む」
庭を作った重森千青(しげもり ちさを)氏の「日本庭園の美」のサイト

※写真は2011年11月12日13時ごろに撮影したものです。