順当に始まった大河ドラマですが、第4話、5話で、ちょっと首をかしげてしまうシーンがありました。島津斉彬の「やり過ぎ」なシーンです。4話では、父で藩主の斉興との対面で出てきたロシアンルーレットです。父に藩主の座を明け渡そうと迫る息詰まるシーンで、どのような言葉のやりとりをするか期待していたのですが、まさかの展開にあきれ返ってしまいました。視聴者のなかには、思わぬ展開だと驚嘆した人もいたようですが、いくら蘭癖と言われた斉彬でも、あのようなことはするはずありません。
5話では、斉彬が相撲大会で優勝した主人公と相撲をとるシーンがありましたが、いくらなんでも、そんなことはありえません。史実として何かに書いてあったのでしょうか。古文書などに書かれていないからといって「史実ではないこと」と断言することはできません。ただ、単に、このようにすれば話が面白くなるといった制作サイドの自己満足のためにやっているとしか思えません。せっかく渡辺謙を配し重厚ななかでスタートしたのに、あまりの展開に失望しそうです。あまり大袈裟なシーンを盛らないように軌道修正をお願いしたいです。