せっかく無事で帰国した「わろてんか隊」でしたが、再度戦地に赴くようなことになり、仮にそうなれば、ドラマの性質上、暗い展開を予想してしまいます。「行かせなければよかった…」という主人公の台詞が出ないことを祈っています。

 

ただ、この3月に入ってからの戦争モードで、ようやく話に深みが出て面白くなってきたと思います。それだけに、これが年明けぐらいだったらと思えてなりません。過酷な戦争を経てからの御寮さんの采配を、2か月以上見ることができたからです。

 

思い出すのは、前回の大河「おんな城主 直虎」です。井伊直政役の菅田将暉が登場した10月からストーリーに活気が出て、もっと早く出しておけば、もっと盛り上がっただろうにと思った記憶があります。

 

残るはあと3週です。このままの流れで深みを持たたせたまま、結末に導いてほしいです。

隼也が頭取令嬢と駆け落ちしてしまいましたね。いつものように最後はイイ感じでまとまると予想していたのですが、見事裏切られてしまいました。そして、今週からいよいよ戦争モードに入りますね。予告では、結婚して上海に行ったはずのリリコが、戦争のあおりで早くも日本に帰ってくるようです。北村笑会はどうなるのでしょうか。

 

それと、ひとつ気になるのは、亡くなっている主人公の夫の藤吉が、幽霊となって頻繁に登場してくることです。先祖の幽霊は、悲愴に暮れる主人公がどうしようもないときに出てきてこそ、その有難みが得られ、見ている我々も感動できるのです。またか、と失笑してしまいます。やはり、北村笑会のご寮さんなのですから、夫の霊に頼らず、自分の力で困難に対処するべきです。もっとも、幽霊を頻繁に登場されることで、一番楽できるのは脚本でしょうね。

カー娘ことカールング女子が銅メダルを獲得し、日本はメダル最多の13個で平昌五輪を終えました。振り返って、すべての競技において、NHKや民放がプログラムを調整し放映してきましたね。ほかの人気競技との兼ね合いで、原大智が日本初のメダルを獲得した男子モーグルを除けば、すべてのメダル獲得時のシーンは地上波で放映できたと記憶しています。

 

振り返って、競技の性質もあり単純にいうのはどうかと思いますが、カーリングという競技は、ある意味なんて恵まれているんだろうと実感しました。夏の五輪もそうですが、ほとんどの団体競技の場合、いくつかのブロックに分かれた予選で総当たりのリーグ戦を行い上位のチームで決勝トーナメントを行いますね。だから、予選敗退すれば3、4戦ほどして競技は終了します。見事予選を突破し仮に優勝しても、トータル6、7戦をして決まることになります。

 

前置きは長くなりましたが、カーリングをみましょう。10国が出場しているので、通常なら5国ずつ2ブロックに分かれ上位2国で決勝トーナメントとなっていいはずです。それが、10国の総当たりで予選だけでトータル9戦することになります。今回、決勝進出した女子は、3位決定戦を合わるとトータル11戦を戦い抜きました。

 

何がいいたいのかというと、自分の記憶が正しければ、全11試合すべて地上波で放映されたということです。相手国がどこかは忘れましたが、午前と夜のダブルヘッダーもあり、1日でトータル5時間ほどを女子カーリングの視聴に費やしてした日もありました。1試合平均の試合時間を2時間半だとすると、丸1日ほどカーリング女子の試合が放映された計算になります。

 

もちろん、カー娘たちが持ち前の明るさで見る者を楽しませてくれたのは確かです。ただ、競技によっては一発勝負で予選敗退し、しかも地上波でライブ放映されることもなかった選手たちは少なくないことを踏まえると、カーリングという競技は何て恵まれているんだろうと羨ましがる声が他競技からあって当然です。

 

特に、スキーやスノーボードなど屋外競技ではヘルメットや顔を覆うほどのゴーグルで顔を覆っていますので、それだけで大舞台での表情が見せられないという〝不利〟があります。たとえ失敗しても終わった後にカメラを向けられ、ゴーグルを上げて笑顔で応えているのを見ると、「オリンピックに出ている私を見て」というせつないメッセージのように見えてきます。

 

2時間半もの間、一喜一憂の表情を事細かに映し出されるカーリングは、五輪でその雄姿をできるだけ多く見てほしいという貪欲な目立ちたがり屋には、まさに打って付けの競技と言えるのではないでしょうか。