Every day's blues

福岡伸一著


福岡さんの本二冊目。

福岡さんは文章もうまいし、面白いエピソードいっぱい持ってるし、いつも興味深々です。

生物を男性化させるのは性染色体のどの部分か突き止める科学者のレースの話から、

女性として発生した胎児が性染色体の働きにより男性化する過程とか、面白い話いっぱい。

生物の基本形は女性で、それをいろいろなところを縫い合わせたり引っ張り出したりして男性が出来上がる。

そのためいろいろなところに無理があり、男性は女性より寿命が短かったり癌などの病気にかかりやすいんだって。

そうだったんだ。


Every day's blues

竹内薫著

本のタイトルに「ウソ」ありの本。
今まで科学がついてきたウソがいっぱい書いてあると思って読んだら肩透かしです。科学のウソなんてちっとも出てこない。
地球温暖化の原因とされてる二酸化炭素なんだけど、原因は水蒸気という説が有力だって。へぇーなんだけど、気象学者の間ではやっぱり二酸化炭素だそうで、

原発の危険性ばっかり強調されて、新潟地震の際に、柏崎原発の本体はちっとも被害を受けていない事とか、

捨てられたペットが多数行政により処分と言う名の元に殺せれている事とか、これは科学と全然関係ない世界。

つまりマスコミは一方の意見ばかり取り上げて他方は無視するというような、マスコミ、テレビ批判が中心の本。

文系ばかりのマスコミとかテレビとかの世界で、いかに科学が歪められて伝わってるかを考えさせられます。


この人、川上未映子さんが連載を持ってる週刊誌の次のページのコラムの人です。

このコラムはなかなか面白いんですが、、、、


Every day's blues
川上未映子著


いやー僕の去年のウーマンオブザイヤーは何といっても川上未映子さん。かな?

salyuさんと同点か。


その川上さんの芥川賞受賞作、やっと借りられました。


豊胸手術を受けたがる主人公の姉と初潮を迎えるその娘(言葉を話さなく筆談をする)。

ちょっと男にはわからない女性の体の変化と、感情の話だけど、こんなもんかなーと思いながら興味深く読みました。

数行読めばあっ川上さんの本だとわかるような個性的な文章。魅力的です。