シーズンラスト エコキャンプみちのく | 疾きこと 蜂輪九佰

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ツーリングの感動を中心に、
バイク、キャンプ、愛犬のことも織り交ぜて
日常をゆるく綴る随想録です。

エコキャンプみちのくで土曜から3泊4日してきた。
ここに通い始めて早や4年目、シーズンラストの土日は感謝祭で色々もらえるのは知ってたので、実はこれが楽しみだった。
 
14時にチェックインしてとりあえず設営。14:30~16:00まで感謝祭のお蕎麦と玉こんがふるまわれるので急げや急げ。
 
大河原商業高校ギター部による素晴らしいアンサンブルもあり、すごい!
川崎名物の蕎麦も美味しい。
 
夜はニトスキですき焼きにした。
食材を準備して持ってきて、エバラすき焼きのタレで煮るだけだからシンプル手間いらず。
お肉は千葉の普段の肉屋で量り売りを買ってきている。
スーパーでお肉を買うと発泡トレーで嵩張るしゴミも増えるから、これがエコ。
 
 
2日目は、午前中に抽選会があって箱ティッシュとか色々もらい、のんびり過ごす。
 
昨日のすき焼きで使い切れなかった具材を使って、お昼は十和田バラ焼き。これは絶対白飯がススムやつ。
 
いつもは山形までランチと買い出しに行くのが恒例だけど、今回は滞在型で、ビールとか最低限の買い出しを近所で済ませるだけ。
売店の薪は在庫完売だから、場内散策して落ちてる枯木をあつめて鋸で切り揃えておく。
のんびりと長い時間を愉しむ。
夕方からこれで鶏モモ焼いたり、ハラミ焼いたり、焚き火で2人分の調理は忙しくて、始まっちゃうとゆっくり味わう暇もなし。
 
放射冷却で冷え込んで、朝方にはテント内も最低でマイナス0.9℃まで下がった。
テントはバリバリに霜が下りて。
シュラフは夫婦で#3と#5を使い分けてホットカーペットも使ってるので、中で寝ている限りは問題ない。

恒例の芋煮は3日目の昼から。
今回の秘密兵器は、邪道かもしれんけどこれ一本で味が極まるというマルジュウ芋煮のタレ。
醤油メーカーが作ってるんだから間違いないだろうと思った。
水とタレの配合比、レシピに従えばだいたい10:1くらい。
これだけでも全然いいけど、好みというのもあるのでちょっとタレ濃い目、純米吟醸も少し注ぎ足した。
やはり味の微調整のために、砂糖、醤油、酒を少量は持っておいてもいいなと感じた。
3つとも用意するなら既製品のタレの意味は?ってなるけど。
 
11月のキャンプは3回目で、今年のキャンプは1月から通算で20回になる。
何を以て1回と数えるかにもよると思うけど、一つの場所にテント張って撤収するまでを1回と数える。
泊数でいうと31泊。
キャンプ場の朝のコーヒーが気持ちいい瞬間なので回数よりむしろ泊数を重視している。
あと12月も関東で何回かやれれば。
 
20代終盤からキャンプやり始めて15年くらいで、程々にやってたけど、今までの最高は昨年の17回・23泊で、今年はあとひと月残してそれを上回るペースだった。
 
結構な頻度でキャンプできるようになった一番の要因はトルテュライトという2ルームテントを使い始めたのが大きいと思う。
それにホットカーペットとトヨトミストーブを合わせらた、冬でもキャンプができるようになった。
「キャンプは初期投資が高い」って昔からよくいわれるし、実際その通りなんだけど、
自分はキャンプ回数をメモにつけてるから、暇なときに保有テントごとに購入価格を通算泊数で割った「1泊あたりテント投資額」を計算して、「高かったけどちゃんと使えてるからいい買い物だったよね」と納得しようとしている。
 
昼から芋煮でお酒をグイグイ飲んじゃうと夜はもう酔いが回ってしまった。
〆のカレーうどんに余り食材も全投入してチーズカレーうどんに。これはこれで👍
 
帰りは火曜日で、平日だから人も少なくて、水曜定休だから本当の本当に最終営業日、11時ギリギリにチェックアウトしてきた。
まるちゃん元気で、また来年これたらいいなと思う。
 
道すがら村田の岩手屋まるいち商店に寄ってみると、歴史ある佇まいからは意外にクレジットカード対応だったり、Facebook・LINEやってたり、現代風なお店だった。
目を惹くラインナップとしては、堂々看板に掲げる地元村田の乾坤一。
一迫の金の井酒造、関東ではまず目にしない県外不出(?)の綿屋。
根白石の勝山酒造、勝山。
川崎の新澤酒造、あたごのまつ。
他にも宮城県産の渋いブランドを揃えている。
地元ならではのお酒を買いたかったので、迷った末、乾坤一の純米大吟醸と、綿屋の純米吟醸にした。
これはいいお刺身に合わせて大切に飲みたい。